2021.10.21
10月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズはエイブリー・ブラッドリー、ゲイリー・ペイトン2世、ジョーダン・ベル、マイケル・ムルダーをウェイブ(解雇)したことを発表した。
20日に行なわれるロサンゼルス・レイカーズとのレギュラーシーズン開幕戦を前に、ウォリアーズはプレシーズンを5戦負けなしで終え、16日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦ではステフィン・カリーが順調な仕上がりを見せた。
この日カリーは約30分というプレータイムのなか、プルアップやキャッチ&シュートで3ポイントを14投中7本沈め、ドライブやドレイモンド・グリーンとの絶妙な連係プレーからフィールドゴールを成功させ、41得点を奪う大暴れ。
これにはスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が「彼は夏のトレーニングからキャンプ、そして今に至るまで、完璧と言えるほど出来上がっているね。確かにLA戦を欠場したけど、これも我々の計画のうちで、5試合全てに出場する必要はなかったからね。でもその中で、彼は個人的な練習をいくつもやっていたんだ。そこでレギュラーシーズンでもやっていける準備が整ってきたのは明らかさ。彼が今すばらしい状態にあるということ」と絶賛していた。
昨季カリーはキャリアハイとなる平均32.0得点をマークし、自身2度目の得点王に輝いたほか、オールNBAファーストチームにも選ばれており、MVP投票でも3位に入ったことからも、33歳ながらリーグ最高級の選手であることは間違いない。
今季で就任8シーズン目のカーHCは、プレシーズン最終戦で見せたカリーのパフォーマンスに「あの男はマシンだ」と驚嘆し、最大級の賛辞を送っている。
「フィジカル、感情の面でも彼はもう信じられないね。33歳ながら依然として全盛時にいるんだから、ただただ信じられないアスリートさ。彼は特筆すべき存在であり、我々は彼がこうやってリードしてくれるのだからラッキーなのは間違いないね」。
今季もカリーとウォリアーズはリーグでも注目を浴びることだろう。3シーズンぶりのプレーオフ返り咲きに向けて、プレシーズンで順調な仕上がりを見せてきただけに、開幕から好スタートを切っていきたいところだ。
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