2021.12.31
11月25日(現地時間24日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズが敵地でニューオーリンズ・ペリカンズと対戦した。
試合開始前の時点で11勝6敗とイースタン・カンファレンス上位に位置するウィザーズ。この試合では開始わずか6分で25得点を奪われると、第1クォーターだけで36失点。続く第2クォーターでも36失点を喫し、50-72と大量リードを奪われて試合を折り返す。
前半だけで22点のビハインドを背負ったウィザーズは、後半互角の展開へ持ち込むも、大量ビハインドをひっくり返すには至らず。102-127で完敗を喫し、2連敗となった。
ウィザーズはエースのブラッドリー・ビールが23得点を挙げるも、他の選手の得点が伸びず。チーム全体の3ポイントシュート成功率はわずか23パーセントと、外角の不調が敗戦に直結した。
試合後、記者会見に応じたビールは、「我々スターターがもっとしっかりしないといけない。最近、前半も後半も出だしが酷すぎる」と問題点を指摘。続けて「選手の積極性も足りない。ミスが出るのは消極的な時だ。オフェンスで躊躇して、カットするかシュートするか迷っている」と語り、「ただ積極的にプレーすればいいだけ。どうせミスするなら110パーセントを出し切ってミスをしたい」とチームメートへ積極的なプレーを求めた。
チームを指揮するウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは、「全体的に選手のやる気は悪くなかった」としたが、「ただ、闇雲にプレーしているように感じた。攻守ともにまとまっていなかった」と分析。「なんとか仕切り直して、自分たちの本来の姿を取り戻さないといけない」と警鐘を鳴らした。
直近5試合で4敗と調子を落としているウィザーズ。今月27日にオクラホマシティ・サンダーと、同28日にダラス・マーベリックスとアウェーで対戦する。
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