2022.02.06

クリッパーズがブレイザーズとのトレードで即戦力のパウエルとコビントンを獲得

今季平均18.7得点を記録するパウエルがクリッパーズへ[写真]=Getty Images
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 2月5日(現地時間4日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズポートランド・トレイルブレイザーズの2チーム間でトレードが成立した。

 クリッパーズはエリック・ブレッドソージャスティス・ウィンズロウキーオン・ジョンソン、2025年のドラフト2巡目指名権を放出し、ブレイザーズからノーマン・パウエルロバート・コビントンの獲得に成功。

 5日終了時点でウェスタン・カンファレンス8位のクリッパーズ(27勝27敗)は、現在カワイ・レナードが右膝の前十字靭帯部分断裂、ポール・ジョージが右肘のケガで戦線離脱と、看板選手2名を欠いている中、即戦力を2人も加えることとなった。

 28歳のパウエルは今季平均18.7得点3.3リバウンド2.1アシストに3ポイント成功率40.6パーセント(平均2.3本成功)を誇るウィングスコアラーで、31歳のコビントンは同7.6得点5.7リバウンド1.4アシスト1.5スティール1.3ブロックを残す万能ディフェンダー。

 レナードとジョージを中心とした布陣で球団史上初優勝を狙うクリッパーズは、年俸総額が高騰したものの、選手層に厚みを加えることに成功したことは間違いない。

 一方、フランチャイズプレーヤーのデイミアン・リラード(腹部)をケガで欠くブレイザーズは5日を終えた時点でウェスト10位の21勝32敗。今回のトレードで獲得したブレッドソーとウィンズロウはいずれも来季終了後に契約満了で、ジョンソンについても23-24シーズン以降の契約はチームオプションのため、長期的なサラリー削減にも成功した。

 だが11日のデッドラインに向けて、両チームはさらにロースターを整備していくことになると『ESPN』が報じており、近日中にさらなる動きを見せるかもしれない。

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