2023.10.23
1月7日(現地時間6日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズはシカゴ・ブルズ戦を112-126で落とし、連勝が3でストップした。
ブルズではザック・ラビーンが3ポイントシュート成功率84.6パーセント(11/13)の大当たりで計41得点に6アシスト2スティール、ニコラ・ブーチェビッチがトリプルダブル(19得点18リバウンド10アシスト)に2ブロック、パトリック・ウィリアムズが18得点6リバウンド、デマー・デローザンが12得点5リバウンド6アシストをマーク。
一方、敗れたシクサーズではジョエル・エンビードが左足の痛みにより2試合連続の欠場となるなか、タイリース・マクシーが26得点3リバウンド6アシスト、トバイアス・ハリスが22得点11リバウンド、ジェームズ・ハーデンが17得点7リバウンド11アシスト、モントレズ・ハレルが17得点4リバウンド、ジョージ・ニアンが12得点。
この試合でシクサーズに収穫があったとすれば、マクシーの復調だろう。昨年11月中旬に左足を負傷し、小さな骨折が見つかったことで1カ月以上も欠場が続いていた男は、12月31日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で待望の戦列復帰。
そのペリカンズ戦で9得点を残したマクシーは、1月3日のペリカンズ戦で12得点、5日のインディアナ・ペイサーズ戦で17得点6アシストを残すも、フィールドゴール成功率はいずれも40.0パーセント以下に終わっていた。
「NBAの試合でプレーすることがどれだけハードなのか忘れていたよ。世界でもベストな選手たちがそろっている。だから自分のスポットへ行ったり、リズムをつかむのはものすごく難しいんだ。だから僕にとって最も重要だったことは、リズムをつかみ、チームがやっていることに入り込むことだったんだ」
.@TyreseMaxey is up to 13 pts. 📈 pic.twitter.com/3O7dVRx37Q
— Philadelphia 76ers (@sixers) January 7, 2023
ブルズ戦後にそう話したマクシーは、この試合でフィールドゴール成功率53.3パーセント(8/15)、3ポイントシュート成功率71.4パーセント(5/7)、フリースロー成功率83.3パーセント(5/6)とショットを高確率で決め切り、復帰後としては最多得点を奪取。
22歳のスコアリングガードは欠場期間中をこう振り返っていた。
「ゲームのスピードに順応し、取り戻さなきゃいけなかった。コーチ陣とはプレーできる。1日中ずっとできる。けど最終的に、彼らはNBAにはいない。彼らが助けてくれたけど、(NBAのコートで)本当に大きな相手と対戦するのはものすごくハードなんだ」
エンビードの復帰時期がいつになるかは気になるところだが、ハーデンに加えてマクシーという得点源が復調したことは、シクサーズにとって大きいに違いない。
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