2023.03.11
3月1日(現地時間2月28日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツは敵地トヨタ・センターでヒューストン・ロケッツ相手に133-112で圧勝し、ここ7戦を6勝1敗とした。
ウェスタン・カンファレンス首位の44勝19敗としたナゲッツでは、ジャマール・マレーがゲームハイの32得点に4リバウンド6アシスト、マイケル・ポーターJr.が17得点、ブルース・ブラウンが15得点2ブロック、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが14得点6アシスト2スティール、アーロン・ゴードンが11得点7リバウンド5アシストを記録。
そしてニコラ・ヨキッチは第4クォーターに出場しなかったものの、14得点11リバウンド10アシストをたたき出し、ここ5戦で4度目のトリプルダブルをマークした。
キャリア8年目の今シーズン、ヨキッチはここまで55試合に出場して平均24.6得点11.7リバウンド10.0アシストの“平均トリプルダブル”に1.3スティール、フィールドゴール成功率63.3パーセントを残しており、リーグトップかつ自己最多となる24度のトリプルダブルを残している。
そんな大黒柱について、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「彼はユニークな男なんだ。注目も称賛も望んでいない。ビジネスとしてプレーし、このチームへ初のチャンピオンシップをもたらすことを助けたいだけなんだ」と語っていた。
セルビア出身の万能型ビッグマンは通算100度目のトリプルダブルを達成。ラッセル・ウェストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ/198度)、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/181度)、アービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ/138度)、ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか/107度)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ/106度)に次ぐ史上6人目の快挙となった。
「自分たちのプレースタイルに感謝している。偉業やアウォード、契約といったことは、自然にやって来るものだと言いたくはない。けど追いかけるものではないんだ。ありがたいことさ。キャリアを終えた時にベストなことだと思えるだろうね」
ヨキッチは試合後にそう語り、今シーズン44勝目に大きく貢献。ウェスト首位を快走するナゲッツは、4日に2位の38勝23敗を残すメンフィス・グリズリーズとホームで対戦する。
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