2023.04.25

キングスのディアロン・フォックスが左手の人差し指を裂離骨折…第5戦の出場は微妙か

プレーオフで平均31.5得点を記録しているフォックス[写真]=Getty Images
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 4月25日(現地時間24日、日付は以下同)。サクラメント・キングスディアロン・フォックスが、利き手である左手の人差し指の先端を骨折していると『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

 キングスはリリースのなかで、フォックスがX線検査の結果、同箇所の裂離骨折が発覚したと発表しており、チーム側は27日にホームのゴールデン1・センターで行われるゴールデンステイト・ウォリアーズとのシリーズ第5戦の出場ステータスをdoubtful(疑わしい)としている。

 もっとも、同記者によると、フォックスは「NBAプレーオフ2023」ファーストラウンド第5戦へ出場する見込みがあるとし、もしプレーする場合は同箇所を保護するカバーをつけることが必要と報じている。

 キャリア6年目の今シーズン。フォックスは平均25.0得点4.2リバウンド6.1アシスト1.1スティールにフィールドゴール成功率51.2パーセントをマーク。代替ながらオールスターへ初選出され、先日には初代最優秀クラッチプレーヤー賞にも選ばれた。

 キングスとウォリアーズによるシリーズはここまで2勝2敗。キングスはホームで2連勝後にアウェーで2連敗を喫したものの、24日の第4戦では125-126の1点差という好勝負。フォックスは第4クォーターだけで12得点を奪うなどゲームハイの38得点に9リバウンド5アシストと大暴れ。

 25歳のポイントガードは、ウォリアーズのステフィン・カリーと並んで両チーム最多タイとなるシリーズ平均31.5得点に6.0リバウンド7.0アシスト2.5スティールを残してキングスをけん引している。

 フォックスがプレーオフ最初の4試合でたたき出した計126得点は、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)と並んでNBA歴代6位タイ。

 キングスがシリーズを突破するためには、フォックスの活躍が不可欠なのは言うまでもない。彼が第5戦で出場できるのか、そしてどれだけプレーできるかは、キングスが勝利するうえで大きなカギとなりそうだ。

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