2023.07.01

ウォリアーズの屋台骨、ドレイモンド・グリーンが4年約144億円で再契約に合意

ウォリアーズとの再契約合意と報じられたグリーン[写真]=Getty Images
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 7月1日(現地時間6月30日)。プレーヤーオプションとなっていた今シーズンの契約を破棄し、制限なしフリーエージェント(FA)として今夏を迎えたドレイモンド・グリーンが、ゴールデンステイト・ウォリアーズと4年1億ドル(約144億円)で再契約に合意したと『ESPN』などが報じた。

 今夏のFA戦線で最も注目を浴びていた選手の1人だったのだが、FAとの交渉解禁初日にドラフトされたチームとの再契約が報じられた。同メディアによると、契約最終年となる4年目は、プレーヤーオプションになるという。

 2012年のドラフト2巡目全体35位でウォリアーズから指名され、在籍11年目を終えたグリーンは、33歳のベテランフォワード。スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下、ステフィン・カリークレイ・トンプソンらとともに4度の優勝を経験し、屋台骨として攻防両面で重要な役割を担ってきた。今回の契約によって、ウォリアーズという球団でNBAキャリアを終えることになると言っていい。

 グリーンはオールスターに4度、オールNBAチームに2度、2017年には最優秀守備選手賞にも選ばれており、オールディフェンシブチームには現役2位となる8度も選ばれてきた。

 今夏のトレードでワシントン・ウィザーズから移籍と報じられたクリス・ポールの9度に次ぐ8度の選出を誇るグリーンは、このチームのディフェンシブ・アンカーを務めており、複数のポジションをガード可能なことに加え、絶妙なタイミングでカバーに入るなど絶大な存在感を発揮している。

 今シーズンのウォリアーズは、カリー、トンプソン、グリーンという現役最強のビッグ3にアンドリュー・ウィギンズケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン二世、ポールといった豪華戦力で2年ぶりの王座奪回を目指すこととなる。

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