2023.07.14

ノビツキーはキッドとナッシュ、ウェイドにはA.I./殿堂入り式典のプレゼンター一覧

マブスが誇るレジェンドのノビツキー(左)とキッド(右)[写真]=Getty Images
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 7月13日(現地時間12日、日付は以下同)。ネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)は、今年の式典で殿堂入りするメンバーのプレゼンターを発表した。

 8月13日にマサチューセッツ州スプリングフィールドにあるシンフォニーホールで開催される式典でバスケットボール殿堂入りを飾るのは、ダラス・マーベリックスでキャリア21シーズンすべてを捧げたダーク・ノビツキー、マイアミ・ヒートで3度の優勝を勝ち取ったドウェイン・ウェイド、主軸としてロサンゼルス・レイカーズで2連覇を達成したパウ・ガソルといったレジェンドたち。

 そしてサンアントニオ・スパーズで4度の優勝を果たしたトニー・パーカー、そのスパーズで約27シーズン指揮を執り、5度の優勝へ導いた名将グレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)、WNBAで6度のオールスター選出を飾ったベッキー・ハモンといったメンバーが名を連ねた。

 彼らのプレゼンターを見ていくと、ノビツキーにはキャリア前期をチームメート、途中から好敵手として対戦し、今でも良好な関係を構築するスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)、マブスでともに2011年の球団史上初優勝を果たし、現在はマブスで指揮官を務めるジェイソン・キッド(元マブスほか)、ウェイドには背番号3の代表格A.I.ことアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)、ガソルにはトニー・クーコッチ(元シカゴ・ブルズほか)が入っている。

 また、パーカーにはスパーズでビッグ3を形成したティム・ダンカンとマヌ・ジノビリ(いずれも元スパーズ)、ポポビッチにはそのビッグ3と1999、2003年の優勝に貢献した“提督”ことデイビッド・ロビンソン(元スパーズ)という、スパーズという球団を代表する4人のレジェンドになると発表された。

 この日発表された、今年殿堂入りするメンバーのプレゼンターたちは下記のとおり。
※メンバーの並びはファミリーネームのアルファベット順、右側がプレゼンター、カッコ内の数字は殿堂入りした年

2023年のバスケットボール殿堂入りメンバーとプレゼンター

■北米委員会選出
ジーン・ベス(コーチ):クリス・ボッシュ(2021)、ジョン・カリパリ(2015)、ロイ・ウィリアムズ(2007)
パウ・ガソル(選手):トニー・クーコッチ(2021)
デイビッド・ヒクソン(コーチ):ジム・カルフーン(2005)、ジョン・カリパリ(2015)
ジーン・キーディ(コーチ):ジェリー・コランジェロ(2004)、トム・イゾー(2016)
ダーク・ノビツキー(選手):ジェイソン・キッド(2018)、スティーブ・ナッシュ(2018)
トニー・パーカー(選手):マヌ・ジノビリ(2022)、ティム・ダンカン(2020)
グレッグ・ポポビッチ(コーチ):デイビッド・ロビンソン(2009)、マヌ・ジノビリ(2022)、ティム・ダンカン(2020)、トニー・パーカー(2023)
ドウェイン・ウェイド(選手):アレン・アイバーソン(2016)

今年の殿堂入り式典ではスパーズのレジェンドたちが集結する[写真]=Getty Images

■女子委員会選出
ゲイリー・ブレア(コーチ):テレサ・ウェザースプーン(2019)、バン・チャンセラー(2007)
ベッキー・ハモン(選手):シェリル・スウープス(2016)、テレサ・ウェザースプーン(2019)

■女子ベテラン委員会選出
1976年女子オリンピックバスケットボール代表チーム:アン・マイヤーズ(1993)、ナンシー・リーバーマン(1996)

■功労者委員会選出
ジム・バルバノ:ジョン・カリパリ(2015)

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