2024.01.10
4年ぶりのプレーオフ進出を目指して迎えた今シーズン。インディアナ・ペイサーズは「NBAインシーズン・トーナメント」で決勝まで駒を進めるなど一躍注目チームとなり、NBA史上初のカップ戦を準優勝で終えた。
ところが、12月10日(現地時間9日、日付は以下同)にTモバイル・アリーナ(ネバダ州ラスベガス)で行われた決勝戦を落としたペイサーズは直後のデトロイト・ピストンズ戦(12日)こそ勝利したものの、翌戦から今シーズンワーストの4連敗。
26日を終えた時点で、インシーズン・トーナメント終了後は2勝6敗と負け越しており、14勝14敗でイースタン・カンファレンス8位まで順位を落としている。
今シーズン、平均24.5得点3.9リバウンドにリーグベストの12.2アシストを記録しているタイリース・ハリバートンは、26日に出演した『NBA』の番組“The Bird and Taurasi Show”のなかで、インシーズン・トーナメント終了後の不振をこう話していた。
「ああいうハイレベルな試合をこなしてから起きている。あれはみんなにとってスペシャルな瞬間になった。でもなんだか不思議なのは、まるでカレッジかのように『シーズンが終わった』みたいに感じてしまう。でも実際は、2日後にはデトロイトで試合をしないといけないんだけどね」
決勝でペイサーズを下して初代王者となったロサンゼルス・レイカーズも、トーナメント終了後の8戦で2勝6敗と負け越しており、16勝15敗でウェスタン・カンファレンス9位までダウン。
インシーズン・トーナメントは今シーズンから初採用されたものであり、レギュラーシーズン序盤に激しいゲームがいくつも展開されただけに、これまでとは異なる感覚に陥ってしまったのかもしれない。
ペイサーズは27日のヒューストン・ロケッツ戦で、64-67の3点ビハインドでハーフタイムを迎えた。ハリバートンは両チーム最多の15得点7アシストで引っ張っており、ペイサーズとしてもこの試合で連敗を2で止めて、再び白星先行といきたいところだ。
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