2024.02.09
2月5日(現地時間4日)、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズが敵地のキャピタルワン・アリーナでワシントン・ウィザーズと対戦した。
サンズの先発はブラッドリー・ビール、ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ユスフ・ヌルキッチ、グレイソン・アレンが名を連ねた。サンズがウィザーズと対戦するのは今シーズン2度目。1度目となる12月18日の試合はサンズが勝利しているが、ビールは右足首のケガのため欠場していた。昨シーズンまで約10年間ウィザーズでプレーしていたビールにとっては、この試合が初の古巣対戦となった。
試合開始直後から11-2のランを見せたサンズが序盤からペースを握り、42-28と14点のリードで第1クォーターを終える。ビール、デュラント、ブッカーと“ビッグ3”が好調なサンズは攻撃の手を緩めることなく、サンズが79-58と21点差の大量リードを保持して試合を折り返した。
続く第3クォーター、反撃の糸口を見出だせないウィザーズに対して攻勢を仕掛けたサンズがリードを広げる。古巣との初対決を迎えたビールが特に爆発し、この試合フィールドゴール成功率76.2パーセント(21本中16本成功)、3ポイント成功率80パーセント(5本中4本成功)と驚異的な活躍を見せた。1度もリードを奪われずに試合の主導権を握ったサンズは、116-86とリードを30点に広げて最終クォーターを迎えた。
第4クォーターに入っても試合の流れは変わらず、両チームともクォーター中盤から主力選手をベンチに下げ始めると、試合時間残り7分54秒で渡邊がコートイン。残り約4分にはスティールからそのままダンクを炸裂させ、この試合初得点を記録した。さらに、自身の持ち味である3ポイントを沈めると、試合終了間際には速攻からのレイアップを決め、控え選手の中で十分に存在感を示した。試合は最終スコア140-112でサンズが勝利している。
サンズは、ビールが43得点6アシスト、デュラントが18得点4リバウンド、ブッカーが14得点6アシストを記録。渡邊は7分54秒のプレータイムを獲得し、3ポイントシュート2本中1本成功を含む7得点2スティールを挙げている。
■試合結果
フェニックス・サンズ 140-112 ワシントン・ウィザーズ
PHX|42|37|37|24|=140
WAS|28|30|28|26|=112
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