2024.02.14

スパーズの新人ビクター・ウェンバンヤマが20歳ながらNBA史上5人目の快記録を達成

ラプターズ戦で大暴れを見せたウェンバンヤマ[写真]=Getty Images
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 2月13日(現地時間12日、日付は以下同)に行われたトロント・ラプターズ戦。サンアントニオ・スパーズの新人ビクター・ウェンバンヤマが、キャリアハイかつ今シーズンリーグ最多の10ブロックをマークし、122-99の勝利へと導いた。

 この日、20歳の大型ルーキーは28分59秒のプレータイムでいずれもゲームハイとなる27得点14リバウンド10ブロックに5アシスト2スティールと暴れ回り、1月11日のデトロイト・ピストンズ戦(16得点12リバウンド10アシスト)に続き、自身2度目のトリプルダブルを達成。

「今日はすごくいい感じだった。最高のリズムで試合を始めることができた」と試合後に話したウェンバンヤマは、ラプターズ戦を終えた時点で平均20.4得点10.1リバウンド3.2アシスト1.1スティールにリーグベストの3.2ブロックをマーク。

 そしてシーズン合計で153ブロック、152アシスト、55スティールに到達した男は、1997-98シーズンのティム・ダンカン(元スパーズ)以来となる、シーズン合計150ブロック、150アシスト、50スティールを突破した初のルーキーとなった。

 さらにウェンバンヤマは1試合で25得点10リバウンド10ブロック5アシストをクリア。『NBA History』によると、これはアキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか/4度)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、ラルフ・サンプソン(元ロケッツほか)、デイビッド・ロビンソン(元スパーズ/いずれも1度)に次いでNBA史上5人目の快挙になったという。

 スパーズはウェスタン・カンファレンス最下位の11勝43敗と低迷しているとはいえ、ウェンバンヤマの存在は間違いなくこのチームの将来を明るいものにしていると言えるだろう。

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