2024.02.07
2月27日(現地時間26日、日付は以下同)のサクラメント・キングス戦。マイアミ・ヒートは敵地ゴールデン1・センターへ乗り込むも、複数の選手を欠く苦しい布陣だった。
この日ヒートはジミー・バトラー、トーマス・ブライアント、ニコラ・ヨビッチが出場停止処分、タイラー・ヒーロー(左ヒザ)、テリー・ロジアー(右ヒザ)、ジョシュ・リチャードソン(右肩)、オーランド・ロビンソン(背中)が欠場。
それでも、19日に契約したばかりのデロン・ライト、ダンカン・ロビンソン、ケイレブ・マーティン、ハイメ・ハケスJr.、バム・アデバヨという今シーズン30通りめの先発陣をコートへ送り込み、前半を終えて65-62でリードを奪う。
「今夜みたいに彼(バトラー)がいない時というのは、みんながステップアップしなきゃいけない。彼はこのチームでものすごく重要な部分を占めるからね。でも関係ないんだ。それでも僕らは試合でプレーしなきゃいけない。何人かがステップアップしなきゃいけないんだ。僕らは(欠場した)彼らのためにもやってのけたかったのさ」
そう語ったのは、ルーキーのハケスJr.。ヒートはそのハケスJr.が後半だけで両チーム最多の20得点を奪い、第3クォーターに17-2のランを仕掛けて101-81で第4クォーターを迎え、最終スコア121-110でアウェーゲームをモノにした。
ヒートではアデバヨが28得点10リバウンド7アシスト2スティール、ハケスJr.が26得点5リバウンド3スティールと大暴れ。さらにケビン・ラブが19得点7リバウンド、マーティンが16得点6リバウンド、ヘイウッド・ハイスミスが15得点4リバウンド3スティール、ライトが13得点5アシスト2スティールで勝利に貢献。
また、ロビンソンはフィールドゴール成功率わずか9.1パーセント(1/11)の計4得点に終わるも、キャリアハイの11アシストとプレーメーキングで大活躍。出場時間帯における得失点差で両チーム最多の+25をたたき出した。
なお、ヒートは翌28日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦も106-96で勝利。復帰したバトラーが22得点9アシスト4スティール2ブロック、ロジアーが19得点4アシスト2ブロック、復調したロビンソンが4本の3ポイントシュート成功を含む計17得点、アデバヨが13得点9リバウンドを残した。
5連勝としたヒートは、33勝25敗でイースタン・カンファレンス5位へと順位を上げている。
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