2023.01.31
3月26日(現地時間25日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズはホームのフロストバンク・センターでフェニックス・サンズ戦に臨んだ。
両チームは24日にも対戦しており、この時はサンズが131-106で快勝。この試合でスパーズは大物ルーキーのビクター・ウェンバンヤマをケガで欠くという苦しい布陣だった。
スパーズはジェレミー・ソーハン、デビン・バッセル、ザック・コリンズ、ケルドン・ジョンソンらの活躍で第4クォーター残り5分10秒で9点をリード。そこからサンズが14-7のランで猛追し、デビン・ブッカーの3ポイントシュート、フリースローで2度逆転に成功も、残り29秒にソーハンが値千金の長距離砲をヒットしてスパーズが逆転。
サンズは逆転をかけてケビン・デュラントとブッカーが3ポイントを放つもリングを射抜くことができず、最終スコア104-102でスパーズに軍配。ソーハンが26得点にキャリアハイの18リバウンド、バッセルが26得点7アシスト3スティール、コリンズが18得点5リバウンド3アシスト、ジョンソンが14得点5アシストを残した。
決勝弾となる3ポイントを沈めたソーハンだが、今シーズンの成功率は30.9パーセントで、直近2試合で計8本放って成功はゼロ。しかもこの試合でも最初に繰り出した6本をすべてミスしていたのだが、終盤に右ウイングから放った7本目を見事に決め切った。
殊勲の働きを見せたソーハンは「自信はあった。ここ数試合、3ポイントラインから打ったショットが入っていなかったとは感じていた。でも何があろうと、僕は自分を信じているのさ」と、誇らしげに語っていた。
スパーズはすでにプレーオフ出場の可能性が消滅しており、ウェスタン・カンファレンス最下位の16勝56敗と低迷。だがウェスト8位のサンズ(42勝30敗)から3勝(1敗)をモノにしている。
そのうち2度はシーズン序盤の勝利で、ウェンバンヤマの活躍もあったのだが、26日の試合ではウェンバンヤマ抜きで勝ち抜いただけに、大きな1勝となったに違いない。
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