2025.04.28

ドンチッチが”後半5人フル出場”について言及「疲労が勝敗に関係してはいけない」

ドンチッチ(右)が38得点を記録も第4戦を落とし崖っぷちのレイカーズ [写真] = Getty Images
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 4月28日(現地時間27日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でプレーオフ第1ラウンド第4戦を戦い、ミネソタ・ティンバーウルブズに113-116で敗れた。この結果によりシリーズの戦績を1勝3敗としたレイカーズは、次に負ければプレーオフ敗退が決まる崖っぷちの状況となった。

 第4クォーター開始時点では10点のリードを奪っていたレイカーズだが、この試合両チーム最多の43得点を記録したアンソニー・エドワーズやベンチ出場のナズ・リードらに要所での得点を許し、逆転負けを喫した。

 この試合、レブロン・ジェームズはチーム最多となる46分間の出場で27得点12リバウンド8アシストをマークし、キャリア144回目となるプレーオフでのダブルダブルを記録。一方、第4クォーターは無得点に終わっており、ブロックやスティールによる活躍が光ったものの決定的な場面でのターンオーバーやファールも目立った。

 レイカーズの逆転負けを許した要因と取りざたされているのが、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)による異例の采配である。この試合、レイカーズは第3クォーターと第4クォーターの計24分間をレブロン、ルカ・ドンチッチ八村塁ドリアン・フィニー・スミスオースティン・リーブスの5名のみで戦い抜き、一度も選手交代を行わなかった。

 この異例の采配による悪影響として、終盤の勝負所で疲労がたたったのではという憶測がなされているが、この件について問われたドンチッチが真っ向から否定した。現地メディア『ClutchPoints』によると、試合直後のインタビューでドンチッチは次の通りコメントしている。

「これがプレーオフなんだ。疲労が勝敗に関係するようなことがあってはいけない。僕たちの出場時間は長かった。でも、それが試合に影響することはない。ただ、相手が試合終盤にオフェンスをしっかり遂行したっていうことに過ぎないよ」

 異例の采配が今回は凶と出たレイカーズだが、“Win or Go Home(勝たなければ即敗退)”の次戦はどのような戦い方を見せるか。ウルブズとの第5戦は5月1日に予定されている。

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