
2025.04.28
レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が、2度のMVP受賞歴を誇るポイントガードの名手スティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズ)と配信するPodcast「MIND THE GAME」の特別エピソードに、レイカーズの新たなチームメートであるルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)を招待した。
Hear how @luka7doncic is adjusting to life in LA, why he's investing in youth sports, and the reason he fell in love with hoops on this Sunday special episode.
A new conversation with @KingJames & @SteveNash is out now.
Watch on YouTube: https://t.co/feX8eUUnvm pic.twitter.com/iKsAs8TLAD
— Mind the Game (@mindthegamepod) June 1, 2025
シーズン途中にダラス・マーベリックスからの衝撃的な移籍により、西海岸へとやってきたドンチッチ。トレード当初は会見の場でも途方に暮れていたが、ワンダーボーイは加入後まもなくチームへと馴染み、数カ月でレイカーネイションに未来を提示した。
ドンチッチがレイカーズに移籍して一番ビックリしたこととは? [写真]=Getty Images
豪華三者で展開されるインタビュー第1弾は、ドンチッチのレイカーズ加入にまつわる出来事や、同選手の故郷であるスロベニアの環境、ユーロスポーツなどを議題に会話が繰り広げられた。
ドンチッチは、少しの時間を経て、今ではレイカーズでのNBAキャリア第二章を受けている。また、環境に大きな変化があったことは認めつつも、レブロン・ジェームズという偉大なプレーヤーと共にコートを共有できることについて喜びを露わにしており、“キング”に対して驚きを隠せなかったエピソードを明かした。
「こんな選手(=レブロン)と一緒にプレーしたことはなかったし、LAにトレードされたということだけでワクワクしてる。彼のような選手とコートに立てるなんて、信じられない経験だね。学べることが山ほどある。まず、コート外での準備。試合に向けた彼のルーティン全てが勉強になるんだ。コート上の実力は誰もが知ってるとおりだしね。最初に『うわっ』と思った出来事は、試合の10時間前にアリーナに来ること(笑)。それが一番の衝撃で、僕がアリーナに着いたら彼はすでにワークアウトを終えてたんだ。思わず『え、まじ?』って、反応してしまったよ」
番組内では、ナッシュがドンチッチの独特なプレースタイルについても解明を試みた。ドンチッチにはお世辞にも、卓越したスピードがあるとは言い難い。しかし、スキルと巧みなリズムを駆使して相手をいなし、状況を見極めてはいとも簡単にゴール下まで侵入してしまう。
ドンチッチは、ナッシュから「君はスピードがないよね?」と問われると、「まだ見せていないだけだよ」と冗談で返す。一方のレブロンは、新たなパートナーのプレースタイルについて、以下のように分析している。
「彼は常に自分のペースでプレーする。相手に急かされる試合はない。デカい相手がフィジカルにプレーしてきたり、小さな選手が下から当たってくることはあっても、彼は自分のテンポで動き、相手にポジションを決めさせたことがない。逆に、彼が相手を動かす側なんだ。俺たちはそれに合わせて動くだけ。だから、常に準備していなきゃいけない。歴代でも限られた選手しか出せないパスを彼は出すからね。特に、手数が多くて速いチームとやるときは、全員が油断せず準備し続ける必要がある。いつボールが飛んで来るか分からないから、常にアンテナを張っておく。そうすることで守備を揺さぶれる。それが素晴らしい武器なんだ」
レブロンがドンチッチのプレーについて解説 [写真]=Getty Images
レブロンの言う「いつボールが飛んで来るか分からない」という言葉のとおり、ドンチッチは対戦相手はおろか、カメラマンからファンまでを欺く奇想天外なパスを繰り出す。出し手であるドンチッチは、チームメートにそうしたパスをキャッチするために、ひとつの“決まりごと”を伝えているようだ。
「味方には『俺がジャンプしたら動かずにいてくれ』と言ってたこと。前の位置を把握してるから、もし他に選択肢がなければ、そうした形で味方にパスを送っている」
インタビューでは、レイカーズが本拠地を置くロサンゼルスにも焦点が当たった。南カリフォルニアはドンチッチの母国よりも人口が多く、LAは世界最大級の過密都市。NBAに来る前にはスペイン・マドリードでもプレーしていた背番号77は、現在の環境をどう受け取っているのだろうか。
「まず、海のある街でプレーするのは初めてなんだ。僕は海が大好きだから、それが一番嬉しいよ。着いて数日後には『海、最高!』って思った。海があると落ち着くよね。釣りにも行きたい。すごく気に入ってるよ。有名人がいつもコートサイドに座って試合を見ていて、それもすごい体験だけど、プレッシャーではないかな。ただ一つ、渋滞だけは最悪(笑)。渋滞さえなければね。運転も好きだし」
移籍当初は愛すべきフランチャイズを離れるドンチッチの心境を不安視する声も少なかったが、今ではレイカーズでの生活に希望を抱いている。
もし、またドンチッチに移籍するようなことがあれば、それは街の交通状況に対して不満が爆発してしまったときかもしれない。
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