2025.11.11

八村塁が3P成功率でリーグ5位…日本人最長“NBA7年目”にキャリアハイペースの好発進

NBA7シーズン目で最高のシーズンを送るLALの八村塁[写真]=Getty Images
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 11月11日(現地時間10日)、ロサンゼルス・レイカーズが121-111でシャーロット・ホーネッツに勝利。今シーズン好調を維持する八村塁が、またしても存在感を放った。

 レイカーズはコンディション不良のレブロン・ジェームズを欠く中、開幕からここまで8勝3敗でウェスタン・カンファレンス4位と好発進。ルカ・ドンチッチオースティン・リーブスの得点力がチームをけん引しているのは確かだが、キャリアハイペースの高確率なプレーを見せている八村塁の貢献度もピカイチだ。

 ホーネッツ戦では放った3本の3ポイントシュートをすべて決め21得点をマーク。フィールドゴール成功率75.0パーセント(9/12本)と高精度なシュートでチームの勝利に貢献した。

 ここまでレギュラーシーズン全11試合に先発し、ドンチッチとリーブスに次ぐチーム内3位となる1試合平均34.7分に出場。16.3得点、フィールドゴール成功率58.6パーセント、リーグ5位につける3ポイント成功率52.4パーセントは、いずれも自己最高を上回っている。

 各部門のキャリアハイは、ワシントン・ウィザーズ時代の2020-21シーズンに記録した13.8得点、2021-22シーズンの3ポイント成功率44.7パーセント、レイカーズ移籍2年目となる2023-24シーズンのフィールドゴール成功率53.7パーセント。いまだ開幕して間もない序盤戦ではあるが、過去最高を更新する勢いのパフォーマンスを見せている。

 日本人選手としては渡邊雄太の6シーズンを超え、史上最長となるNBA7年目を迎えた八村。契約最終年の節目のシーズンで、自らの存在を力強く示す好スタートをきった。

 レイカーズの次戦は、13日(同12日)11時30分ティップオフ予定のオクラホマシティー・サンダー戦。今シーズンも好調な前年王者を相手に、八村がどのようなプレーを見せるのか注目だ。

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