2025.08.24
先日、6月末から行われていた違法賭博の容疑が晴れたシューティングガードのマリーク・ビーズリー。今夏は無制限FA(フリーエージェント)として、より大きな契約を狙っていたなかで騒動に巻き込まれ、新たな所属先を見つけることができずにいた。
しかし、すでに彼の獲得に走っているチームの名前が挙がっている。現地メディア『HoopsHype』のマイケル・スコット氏によると、タイトルコンテンダーのニューヨーク・ニックスとクリーブランド・キャバリアーズがビーズリーの動向をチェックしているという。
The Knicks and Cavaliers have checked in on Malik Beasley, sources told @hoopshype. Knicks executive Gersson Rosas signed Beasley to a four-year, $60M deal with the Timberwolves. Knicks and Cavs have minimum deals to offer. Beasley is no longer a target of a federal investigation
— Michael Scotto (@MikeAScotto) August 24, 2025
現在、ニックスでバスケットボール運営部門のバイスプレジデントを務めているゲルソン・ロサス氏は、2021年までミネソタ・ティンバーウルブズで同部門のプレジデントを担っており、ビーズリーとも知った仲。以前、ビーズリーがウルブズと4年総額6000万ドル(約88億4300万円)の契約を結んだ際もウルブズに在籍していた。
また、もう一つの可能性として噂されているキャブスも、昨シーズンはイースタン・カンファレンスの首位でプレーオフに突入。ポストシーズンは惜しくもカンファレンス・セミファイナルでの敗退となったが、ドノバン・ミッチェルら主力陣の脇を固める“飛び道具”として、シューターのビーズリーはシナジーを生むだろう。
昨シーズンはオフェンスに磨きをかけ、自己最多となる1試合平均16.3得点をマークし、シックスマン賞の候補者にもノミネートされていたビーズリー。飛躍のシーズンを過ごしたピストンズと再契約を交わすのか、それともニックスやキャブスといった新天地に向かうのか、その動向には注目が集まりそうだ。
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