2025.08.25

賭博関与の疑いが晴れた無制限FAのマリーク・ビーズリー…ニックスとキャブスが獲得に関心?

昨季はデトロイト・ピストンズでプレーしたビーズリー(右)[写真] = Getty Images
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 先日、6月末から行われていた違法賭博の容疑が晴れたシューティングガードのマリーク・ビーズリー。今夏は無制限FA(フリーエージェント)として、より大きな契約を狙っていたなかで騒動に巻き込まれ、新たな所属先を見つけることができずにいた。

 しかし、すでに彼の獲得に走っているチームの名前が挙がっている。現地メディア『HoopsHype』のマイケル・スコット氏によると、タイトルコンテンダーのニューヨーク・ニックスクリーブランド・キャバリアーズがビーズリーの動向をチェックしているという。

 現在、ニックスでバスケットボール運営部門のバイスプレジデントを務めているゲルソン・ロサス氏は、2021年までミネソタ・ティンバーウルブズで同部門のプレジデントを担っており、ビーズリーとも知った仲。以前、ビーズリーがウルブズと4年総額6000万ドル(約88億4300万円)の契約を結んだ際もウルブズに在籍していた。

 また、もう一つの可能性として噂されているキャブスも、昨シーズンはイースタン・カンファレンスの首位でプレーオフに突入。ポストシーズンは惜しくもカンファレンス・セミファイナルでの敗退となったが、ドノバン・ミッチェルら主力陣の脇を固める“飛び道具”として、シューターのビーズリーはシナジーを生むだろう。

 昨シーズンはオフェンスに磨きをかけ、自己最多となる1試合平均16.3得点をマークし、シックスマン賞の候補者にもノミネートされていたビーズリー。飛躍のシーズンを過ごしたピストンズと再契約を交わすのか、それともニックスやキャブスといった新天地に向かうのか、その動向には注目が集まりそうだ。

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