2025.08.25
8月22日(現地時間21日)、マリーク・ビーズリーはニューヨーク東地区連邦検察局が行っていた賭博捜査の対象から外れたことを『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は報じた。
6月30日、スポーツ賭博への関与が疑われ、米東部地区の連邦検事局から捜査を受けていることが明らかとなったマリーク・ビーズリー。今夏に制限なしFA(フリーエージェント)となり、デトロイト・ピストンズと3年4200万ドル(約60億円)での再契約交渉を進めていたが、この一件によって議論は中断されていた。
疑惑の対象となったのは、2023-24シーズンでの出来事だ。2024年1月頃からのビーズリーのスタッツに関しては、異常なほど多くの賭けが集中していた。具体的には、2024年1月31日のバックス対ブレイザーズ戦で、ビーズリーのリバウンド数が2.5未満に賭けるオッズが+120から-250に急激に動いたという。結果的にビーズリーは6リバウンドを記録し、賭けはすべて外れた。
ビーズリーは2024-25シーズンにおいては、全82試合に出場し、1試合平均27.8分16.3得点1.7アシスト2.6リバウンド3ポイントシュートシュート成功数319本(リーグ2位)かつ3ポイントシュート成功率41.6パーセントをマークした。さらにシックスマン・オブ・ザ・イヤー投票で2位となり、飛躍の年だった。
以前にもNBAではスポーツ賭博関連のニュースがあり、昨年ではマイケル・ポーターjr(ブルックリン・ネッツ)の実弟であるジョンテイ・ポーター(元トロント・ラプターズ)は、内部情報をスポーツ賭博関係者に提供し、試合に賭けていたことがNBAの調査で判明し、リーグから永久追放された。また今年初めには、テリー・ロジアー(マイアミ・ヒート)が、2023年3月のシャーロット・ホーネッツ在籍中の試合で賭博に関与している可能性があるとして連邦捜査を受けていることが発表されたが、ロジアは起訴されておらず、NBAからの制裁も受けていない。NBA選手会は、ポーターの件を除き、リーグ内で賭博に関する深刻な問題がある証拠はないと改めて強調した。
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