2025.10.14

カイリーとフラッグにADがマウント?…マブスの”ドラ1トリオ”に注目が集まる

マブスのデイビス(左)とカイリー(中央)、フラッグ(右) [写真] = Getty Images
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 10月14日(現地時間13日、日付は以下同)、NBAの公式インスタグラムアカウントが1本の動画を公開した。動画は9月29日に行われたメディア・デーのオフショットであり、ダラス・マーベリックスがフィーチャーされている。

 メディア・デーでマブスは、アンソニー・デイビスカイリー・アービング、そして今年のドラフト1位指名で入団したクーパー・フラッグの3ショットを撮影。3人全員がドラフト1位入団のため、“ドラ1トリオ”の集結に注目が集まった。

 デューク大学出身のカイリーは2011年にドラフト1位指名でクリーブランド・キャバリアーズに入団。デューク大では1年目から活躍を見せたが、NCAAトーナメントはベスト16でアリゾナ大学に敗れ、1年目終了後にNBAドラフトにアーリーエントリーを表明している。同じくデューク大出身のフラッグは高校時代から全米の注目を集め、同大学が所属するカンファレンスの新人賞と最優秀選手賞を同時獲得するなど多くの快挙を成し遂げたが、NCAAトーナメントでは準決勝でヒューストン大学に惜敗した後、今年4月にカイリーと同じくアーリーエントリーを表明している。

 デューク大出身の2人とは異なり、アンソニー・デイビスはケンタッキー大学で2012年のNCAAトーナメントを制覇している。今回NBAの公式アカウントが投稿したオフショットの中で、デイビスは以下のように冗談を飛ばしている。

「この3人のうち2人は、ケンタッキー大学なしでは成り立つこともできない大学出身じゃないか。“DUKE”(デューク大)は、“UK”(ケンタッキー大学)がないとスペルもできないでしょ」

 アスリートに限らず、アメリカでは卒業後も母校への愛を強く示すことが多く見られるが、デイビスも多分にもれず皮肉たっぷりに出身大学への愛を表現した。さらにデイビスは、3人が揃って“ドラフト1位”を示すように人差し指を立てている写真を見て、マウントを続けた。

「この2人は、僕に向けて“ナンバーワン”のポーズを取っているんだ。だって、この3人の中で(大学時代に)全米チャンピオンになったのは僕だけだからね」

 NCAAトーナメントの実績こそ違えど、3人とも大学1年の段階で多くの注目を集め、アーリーエントリーを経てNBA入りを果たしている。華麗な経歴を持つ3人が1つのチームに集結したマブスは、22日より開幕する2025-26シーズンでどのような快進撃を見せるだろうか。

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