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8月27日、「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」の1次ラウンドが開催され、グループAのイタリア代表(FIBAランキング10位)とドミニカ共和国代表(同23位)が対戦した。
互いに初戦を制したチーム同士の対決となったが、試合開始からイタリアが12-0のランを作る一方的な展開に。ドミニカ共和国はアンドレス・フェリスがバスケットカウントに3ポイントと得点力を発揮して反撃に出るも、チーム全体でバランス良く得点を重ねたイタリアが、19-13とリードして第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、フェリスが3連続で長距離砲を沈めるが、なかなか逆転できないドミニカ共和国。それでも、終盤に大黒柱のカール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)を中心に逆転に成功する。しかし、直後にシモーネ・フォンテッキオ(ユタ・ジャズ)がダンクを叩き込み、39-38とイタリアのリードで試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、スタートからタウンズが3ポイントをヒット。さらに、フェリスの長距離砲やエンジェル・デルガドのレイアップなどで得点を伸ばし、イタリアを突き放す。この10分間で31得点を奪ったドミニカ共和国は、69-56で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、好調な3ポイントがここでも決まり、点差を保つドミニカ共和国。しかし、試合残り2分半からイタリアに15-4のランを作られ、一時3点差まで詰め寄られるが、最後はドミニカ共和国が87-82で逃げ切り勝利を飾った。
2連勝を飾ったドミニカ共和国は、タウンズが4本の3ポイントを含む24得点11リバウンド5アシスト、フェリスが7本の3ポイントを含む24得点5リバウンド5アシストと活躍。一方のイタリアは、フォンテッキオなど4選手が2ケタ得点をマークするも、大逆転劇には一歩及ばなかった。
■『FIBA ワールドカップ 2023』
<1次ラウンド グループA・マニラ>
イタリア代表 82-87 ドミニカ共和国代表
ITA|19|20|17|26|=82
DOM|13|25|31|18|=87