2023.08.27
8月25日、「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」が開幕し、日本代表(FIBAランキング36位)は沖縄アリーナでドイツ代表(同11位)とのグループステージ初戦に臨んだ。
試合序盤から日本は3ポイントシュートを積極的に狙うも、なかなか得点にはつながらずドイツに点差を離される苦しい展開に。22点のビハインドで迎えた後半は、スタートから6-0のランやレイアップなどで盛り返すも、逆転には至らず63-81で黒星となった。
27日に実施された公開練習では、ヘッドコーチのトム・ホーバス氏がメディア対応を行った。次のフィンランド代表戦はファーストラウンド突破、そしてパリオリンピック出場のためにも勝ち切りたいゲームであり、ホーバスHCは「良い準備をしました。自信があります」と、力強くコメントしている。
フィンランド戦の戦況については、「ドイツ戦の後半と同じ気持ち。フィンランドは速いペースでやってくるから、今日は速いテンポのバスケになると思います」と予測。互いにトランジションの強みを出し合う展開になると見ているようだ。
ドイツ戦は点差をつけられての敗戦にはなったものの、後半はシュートを除いて良い内容だったと振り返ったホーバスHC。「みんなが全然ヘッドダウンしていなかったです。『後半は勝ちましょう』の気持ちでやっていました。負けたことは悔しいけど、みんな自信を持ってます。全然チャンスはあります」。
指揮官自身も疑問を呈していた会場の空席問題について、改善が図られていることには「うれしいよ。僕の友達とか知り合いは買いたくても買えなかった。でも、ドイツ戦はあんなに席が空いていて、おかしいと思ったんです」と、当時の心境も交えながらコメント。チームにとっても、ファンにとっても望ましい方向に進んでいると感じているようだ。
「ちゃんとやったら80点、90点台はおかしくないかなと思います」と、ハイスコアでの勝利を目標に据えるホーバスHC。フィンランドにも70~80点を取られることは予想しているようだが、何としても白星をつかんでおきたいところだ。注目の第2戦は、27日21時10分にティップオフが予定されている。
2023.08.27
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