2023.08.28

シュルーダー率いるドイツやカナダら計5カ国がワールドカップのセカンドラウンド進出決定

シュルーダーを擁するドイツが1次ラウンド突破[写真]=fiba.com
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 8月27日。「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は大会3日目となり、この日8試合を終えたことで、グループフェーズのファーストラウンドを5カ国が突破した。

 グループフェーズのファーストラウンドは、AからHまでの8グループでそれぞれ4カ国が競い合い、上位2チームがセカンドラウンドへ進出することができる。

 フィリピンのマニラにあるモール・オブ・アジア・アリーナで戦っているグループDではリトアニア代表とモンテネグロ代表が2戦全勝、日本の沖縄アリーナが舞台のグループEではドイツ代表が2連勝、さらにインドネシア・アリーナ(ジャカルタ)で争っているグループHではともに2戦負けなしのカナダ代表とラトビア代表が、セカンドラウンド進出を決めた。

 その一方、早くも5カ国のセカンドラウンド進出が絶望となった。グループDのエジプト代表とメキシコ代表、グループEのフィンランド代表、グループHのフランス代表とレバノン代表(いずれも2戦全敗)は、ファーストラウンド残り1試合を終えた後、順位決定戦へ臨むこととなる。

 なかでもフランス代表は、2021年の東京オリンピックと昨秋の「FIBAユーロバスケット2022」で銀メダルを獲得しており、大会前のパワーランキングでも3位、FIBAランキング5位で優勝候補の一角だっただけに、大きな衝撃となった。