今節の最注目カード、滋賀レイクスターズは勢いある富山グラウジーズ相手に連勝できるか

「B1 残留プレーオフ 2017－18」回避に向けて残り3試合すべてホーム開催とアドバンテージのあった滋賀レイクスターズだったが、島根スサノオマジックに足をすくわれた。第1クォーターで8得点と試合の入りに失敗し、ディフェンスを踏ん張って前半は同点で折り返したものの、後半はそのディフェンスが51失点と崩れてしまった。

　滋賀と同様に残留プレーオフ回避を目指す富山グラウジーズは、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017－18」進出への執念を見せた新潟アルビレックスBBとの激闘を制し、B1残留に王手。第1クォーターからハイスコアな展開となる中、第3クォーターでわずかに抜けだし、最後まで必死に食らいつく新潟を振りきった。宇都直輝は40分間フル出場で22得点12アシストを挙げ、大塚裕土も1分20秒しかベンチに下がっていない。

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　チャンピオンシップ進出の8チームが出そろったことで、まだ決まっていないのは残留プレーオフの1枠のみ。この直接対決が今節の9カードの中で最注目の顔合わせと言っていい状況となった。B1残留圏内と2勝差がついた滋賀に残された道は連勝しかない。大躍進でB1自力残留を勝ち取った昨季の終盤を思い出し、勢いのある富山にチーム一丸となって立ち向かわなければならない。

文＝吉川哲彦