2018.10.17

勢いある滋賀レイクスターズ、高橋耕陽が相手キーマンの熊谷尚也を封じたい

滋賀レイクスターズvs大阪エヴェッサ(@ウカルちゃんアリーナ)
10月17日19時5分~

 開幕節の新潟アルビレックスBB戦を1勝1敗で乗りきった滋賀レイクスターズ。アウェーで川崎ブレイブサンダースに挑んだ前節は、1戦目の第1クォーターで21-6と最高のスタートダッシュを切りながらも第2クォーターに逆転され、その後も高橋耕陽らの奮闘で粘ったものの第4クォーターに突き放された。2戦目も第1クォーターで川崎を10得点に封じたが、第2クォーター開始3分弱で追いつかれる嫌な展開。しかしここから1戦目以上に我慢強く戦い、後半は一度もリードを奪われることなく12点差で勝利を収めた。30得点のガニ・ラワルの活躍もさることながら、23分35秒の出場で8得点6リバウンドを挙げた荒尾岳の貢献度も高かった。

 Bリーグ3シーズン目で初めて川崎に土をつけて士気が高まっている滋賀の今節は、今季初めての同地区対決となる大阪エヴェッサ戦。ライジングゼファー福岡と対戦した大阪は、1戦目で56失点、2戦目で65失点とディフェンスが機能して連勝した。得点源のエグゼビア・ギブソンが欠場する中、ファイ・パプ月瑠が1戦目で17得点11リバウンド、2戦目で18得点と奮起。2戦目は6本中5本を決めた合田怜を筆頭に3ポイントが好調で、合計16本成功させた。また、開幕からスターター出場している畠山俊樹が18分25秒の出場で10アシストと、ポイントガードとしての役割を遂行している。

 現在の成績は3勝1敗の大阪が上回っているが、勢いという点では川崎を撃破した滋賀のほうが上だろう。ウカルちゃんアリーナに集結するブースターの期待も高く、滋賀を力強く後押しするはずだ。対する大阪からキーマンに挙げたいのは熊谷尚也。大阪に移籍した昨季から3ポイントシューターとしての側面も徐々に強まっている熊谷は、前節2戦目で得意のダンクに加えて4本の3ポイントも披露した。前節はオフェンスで存在感を見せた高橋が、熊谷に対するディフェンスでもハッスルしなければならない。

文=吉川哲彦

■ロースター
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
西裕太郎(NEW)
二ノ宮康平(NEW)
紺野ニズベット翔(NEW)
樋口大倫
高橋耕陽
荒尾岳(NEW)
ガニ・ラワル(NEW)
狩野祐介
伊藤大司(NEW)
ディオール・フィッシャー
鹿野洵生(NEW)

・大阪(ヘッドコーチ:穂坂健祐)
今野翔太
長野誠史(NEW)
藤高宗一郎
ファイ・パプ月瑠(NEW)
根来新之助
木下博之
合田怜
ジャマール・ソープ(NEW)
エグゼビア・ギブソン
熊谷尚也
畠山俊樹(NEW)
ジョシュ・ハレルソン(NEW)

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