2019.01.05

試合序盤で流れに乗りたい横浜ビー・コルセアーズ、オフェンス力ある相手をどう守るか

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横浜ビー・コルセアーズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@横浜国際プール)
第1戦:1月5日18時5分、第2戦:1月6日14時5分

 中地区最下位の横浜ビー・コルセアーズと西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズによる一戦が、横浜のホームで今シーズン初めて行われる。

 横浜は前節、琉球ゴールデンキングスと対戦。外国籍選手が1人だけの相手に対し、第1クォーターから2-19と圧倒され、第1戦は41点差の大敗を喫した。続く第2戦は試合終了残り14秒に2点差まで詰め寄られたものの、最終スコア69-66で勝利。川村卓也が4試合ぶりの2ケタとなるチーム最多23得点を挙げたほか、ブランドン・コストナーがデビュー3戦目にして20得点17リバウンド5アシストの大活躍を見せた。ただ、アーサー・スティーブンソンが8得点、2得点にとどまったことは気がかりだ。

 名古屋Dは栃木ブレックス戦連敗で2018年の最終節を終了。第1戦は23-32、第2戦は14-28といずれも第1クォーターでビハインドを背負い、リバウンド争いで圧倒されたことが響いた。しかし、2戦ともターンオーバーを1ケタに抑え、東地区首位を相手に接戦を演じたことは、今後を見据えた上でいい経験になったはず。

 今節を前に、名古屋Dはジャスティン・バーレルをインジュアリーリストに登録したため、当分の間、外国籍選手はマーキース・カミングスクレイグ・ブラッキンズの2人体制。張本天傑菊池真人中東泰斗といった190センチ超えの日本人選手がリバウンドでも貢献したい。また、横浜でプロキャリアを始めた満田丈太郎にも期待だ。

 一方の横浜は前節第1戦のように、序盤で出遅れそのまま引きずる傾向がある。オフェンス力ある名古屋Dを抑えるため、帰化選手のエドワード・モリスをどのように使うかに注目したい。

■ロースター
・横浜(ヘッドコーチ:トーマス・ウィスマン)
細谷将司
川村卓也
高島一貴
湊谷安玲久司朱
中村太地
橋本尚明
ハンター・コート
田渡凌
竹田謙
エドワード・モリス
プリンス・イベ
小原翼
アーサー・スティーブンソン
ブランドン・コストナー

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(ヘッドコーチ:梶山信吾)
中務敏宏
笹山貴哉
張本天傑
安藤周人
中東泰斗
ジャスティン・バーレル(インジュアリーリスト)
クレイグ・ブラッキンズ
満田丈太郎
小林遥太
菊池真人
笠井康平
マーキース・カミングス

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