前節快勝の千葉ジェッツ、今季ホーム初勝利を手にして勢いに乗れるか

バスケットボールキング編集部

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千葉ジェッツ

2019.10.26 17:05 T.O.
試合終了
船橋アリーナ

島根スサノオマジック

■千葉ジェッツvs島根スサノオマジック（＠船橋アリーナ）
第1戦：10月26日17時5分　第2戦：10月27日15時5分

　宇都宮ブレックスと川崎ブレイブサンダースに敗れ3連敗中だった千葉ジェッツ。しかし前節は、秋田ノーザンハピネッツに快勝を収めて巻き返しへのきっかけを作った。

　第1クォーター開始からジョシュ・ダンカン、田口成浩の3ポイントが決まってリードを作ると、第2クォーター以降はギャビン・エドワーズがインサイドで存在感を見せて計24得点11リバウンド。フリースローから22得点を与えるも、連敗中課題だった後半の20分間を46－43と制し、19点差で4試合ぶりの白星を挙げた。77失点に加え、得点がエドワーズの24得点とダンカンの23得点に偏った点はまずまずといったところだが、何よりも勝利という“結果”を手にしたことは、今の千葉にとってはメンタル的にも大きな意味を持つだろう。

　今節はホーム・船橋アリーナに戻っての2連戦。相まみえるのは島根スサノオマジックだ。その島根もここまで2勝6敗と苦しんでいるが、前節は西地区首位の京都ハンナリーズから勝利をもぎ取って勢いに乗る相手。京都戦は終始互角の展開の中でリードを保ち、第4クォーター中盤で8点リード。試合終了残り3分36秒に同点に追いつかれたが、そこから佐藤公威、相馬卓弥のアウトサイドシュートで再び引き離して3点差で金星を挙げた。

　2017－18シーズン以来の対戦となるこのカード。千葉としては今季ホーム初勝利のためにも是が非でも2勝して終えたいところ。持ち味の走る展開で、1試合平均30分以上プレーしている相手外国籍選手の体力を奪って主導権を握りたい。また、徐々に調子を上げてきた田口、原修太のパフォーマンスにも注目だ。

　対する島根は山下泰弘と北川弘のポイントガード陣が、ディフェンスの強度を保ち続けて富樫勇樹の歯車を狂わせたい。攻撃では、エースの相馬卓弥が2ケタ得点を挙げなければ、勝利が厳しくなると考えていいだろう。

■ロースター
・千葉（ヘッドコーチ：大野篤史）
ジョシュ・ダンカン
 富樫勇樹
 マイケル・パーカー
 コー・フリッピン
 田口成浩
 晴山ケビン
 大宮宏正
 ニック・メイヨ
 西村文男
 藤永佳昭
 ギャビン・エドワーズ
 原修太
 小野龍猛