“守”のアルバルク東京と“攻”のシーホース三河が激突

■アルバルク東京vsシーホース三河（＠アリーナ立川立飛）
第1戦：10月26日15時5分、第2戦：10月27日15時5分

　開幕直前にザック・バランスキーが負傷し、ジェフ・エアーズと小島元基も戦線離脱を強いられているアルバルク東京。メンバー8人と台所事情が厳しい中で臨んだ前節のレバンガ北海道戦は、78－63と15点差で勝利を収めた。前半は相手エースのマーキース・カミングスを10得点に抑えると、第3クォーターは8得点を挙げた菊地祥平の活躍で25－12と圧倒。ディフェンスで流れを呼びこみ、今シーズン4勝目を手にした。

　A東京のホームに乗りこむのはシーホース三河。前節は富山グラウジーズを16点差で下し、連敗を「2」でストップさせた。クリス・オトゥーレが今季最多26得点と爆発し、ダバンテ・ガードナーが18得点13リバウンド4アシスト7スティールと攻守両面で活躍。強力なインサイドを活かしながら、長野誠史が4本、川村卓也が2本、金丸晃輔と加藤寿一がともに1本の3ポイントを沈めるなどアウトサイドもかみ合った。開幕節の2試合こそ得点が70点台に終わったものの、第2節からの6試合で1試合平均84.5得点を記録。富山戦は66失点とディフェンスでも結果を出している。

　タイムシェアをしているとはいえ、出場可能な限られたメンバーでの連戦が続くA東京は疲労蓄積が気になるところ。安藤誓哉や須田侑太郎、田中大貴といった中堅にあたる選手がチームに活力を与えたい。また、リーグ屈指のオフェンス力を誇る三河に対し、ディフェンスに定評のあるA東京がどのような戦い方を見せるかにも注目だ。

■ロースター
・A東京（ヘッドコーチ：ルカ・パヴィチェヴィッチ）
小島元基
 安藤誓哉
 ケビン・ジョーンズ
 正中岳城
 ジェフ・エアーズ※インジュアリーリスト
ザック・バランスキー
 須田侑太郎
 ミラン・マチュワン
 菊地祥平
 竹内譲次
 田中大貴
 アレックス・カーク