2025.05.27
5月24日、Bリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」の第1戦が横浜アリーナで開催。東地区1位の宇都宮ブレックスと西地区1位の琉球ゴールデンキングスが顔を合わせ、3年ぶり3度目のチャンピオンを目指す宇都宮81−68で先勝、リーグ制覇に王手をかけた。
試合後の会見に出席した宇都宮の比江島慎は、自身のパフォーマンスの前に3本の3ポイントシュートを含む15得点をあげた小川敦也に言及。「ファイナルでも引き続き自信を持ってプレーしています。ベンチからの出場であってもチームに勢いを与えてくれますし、今では欠かせない選手に成長しました」と、頼もしい後輩の活躍を喜んだ。
この日の比江島はスタッツこそ5得点にとどまったものの、26分35秒の出場の中でマッチアップした脇真大や小野寺祥太へ激しいマークで得点を抑えた。さらにはオフェンスリバウンドのこぼれ球などのルーズボールにも常に反応。集中力の高さを示すとともに強い勝利への思いをコート上で表現した。
Bリーグだけでなく、オリンピックやワールドカップの大舞台を経験しているベテランは、「こういうチャンピオンシップでは、球際だったりリバウンドなど、本当に1ポゼッションが重要になってきます。なかなかシュートタッチが良くない状況でも、ドライブを仕掛けてのアシストだったり、リバウンドだったり、何かしら貢献できるとは思っています。素晴らしいスコアラーも揃っているので、しっかり見極めながらやれることを、最低限できたかなと思います」と、外連味なく自身のプレーを振り返った。
今シーズンの宇都宮は、ケビン・ブラスウェルヘッドコーチが急逝するという事態に見舞われた。そのふそくの事態をジーコ・コロネル代行、そして選手たちが乗り越え、ファイナルの舞台で指揮官が築き上げたバスケを披露している。
「ケビンのために」
これは比江島が会見のたびに口にする言葉だ。
「ケビンやジーコと喜びをともにしたい」
比江島は静かに決意する。運命の第2戦は、5月25日、13時10分ティップオフ予定だ。
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