
2025.07.04
5月23日から渋谷スクランブル交差点脇、SHIBUYA TSUTAYA 1階 SIPS Aで「TISSOT × NBA POP-UP EVENT」が開催中だ。1853年創業のスイスの時計ブランドTISSOT(ティソ)は、現在NBAのオフィシャルタイムキーパーを務めているのをご存じだろうか。
今回のイベントでは、日本初公開となるNBA公式の新ショットクロック、ティソのジャパンアンバサダーを務める河村勇輝にまつわる画像や動画、ティソのコアコレクションの展示をはじめ、現在開催中のNBAプレーオフのパブリックビューイングなど、ティソとNBAの魅力がつまったコンテンツを多数用意されている。
来シーズンから使用されるティソのショットクロックが展示されている
そして、24日には「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたニューヨーク・ニックスvsインディアナ・ペイサーズのパブリックビューイングを開催。MCにはNBAの解説でおなじみの佐々木クリス氏と侍BALLERSのU-LAWが担当し、どちらが勝ってもおかしくない接戦を2人が軽快、かつ適切にプレーを解説して、詰めかけたファンの観戦をバックアップした。
さらに試合が終わったあと、会場に残っていたファンを驚かせたのがシークレットゲストの登場だ。それまでNBAの試合が流されていたモニタに映し出されたのはティソのジャパンアンバサダーを務める河村勇輝。一旦は帰国していた河村だったが、現在は海外に滞在しているためリモートでの出演となった。
秒単位でゲームが進行するバスケという競技は、当然、時間の把握する必要性がある。ポイントガードを務める河村にとって、チームメートや対戦相手の動きと同じように時間を掌握しなければならない。それについて佐々木氏が質問すると、「常に頭を上げてプレーすることが必要」と回答。「頭を上げてプレーすることで、ティソのショットクロックが目に入り、プレーを判断している」と付け加えた。
現在行われているNBAのプレーオフについて質問されると、自身は2Way契約のためにプレーはできなかったが、メンフィス・グリズリーズと帯同して感じたことを話してくれた。レギュラーシーズンとの違いは「ディフェンスの強度の違い」。より激しいプレーを求められるプレーオフでは、ディフェンスのできる選手がより多くのプレータイムを得ていると思ったという。
ファンとの交流を楽しんだ [写真]=バスケットボールキング
来シーズンにNBAのチームとの本契約を目指す河村にとって、ディフェンスの評価が低ければ自身の目標を達成することはできない。特に体が小さいというNBAにおいてはハンディを持つだけに、「ディフェンスの部分でより良くならないといけない」と、このオフの課題の一つと捉えているようだ。
レギュラーシーズンの最終戦で河村が見せたノールックパスは、メンフィスにとどまらずNBAの中でも注目のアシストとしてSNSでもバズったプレーとなった。これについて話が及ぶと、河村は「チームメートはリングに向かって走っているところは見てなかった」と、明かしてくれた。河村は相手ボールをスティールしてすぐに後方にパスを送ったが、「走っていると信じてパスを出しました。でも入ってなかったら悪いパスになってましたね」と、苦笑いを浮かべるシーンも。
その後、パブリックビューイングを観戦した人たちからの質問に丁寧に答えた河村は、短い時間ながら応援してくれるファンとの交流を楽しんだ。最後に普段からの応援してくれるファンに感謝の言葉を述べるとともに、2Way契約の最終年となる来シーズンでの本契約を果たすことを約束。最後は笑顔で手を振ってファンにお別れをした。
「TISSOT × NBA POP-UP EVENT」最終日となる25日には、NBAウェスタン・カンファレンス・ファイナル第3戦、オクラホマシティ サンダーvsミネソタ・ティンバーウルブズのパブリックビューイングを開催(午前8時30分開場)。その他、体験型フォトブースや豪華ティソグッズが当たる抽選会も行われているとのこと。入場は無料なので、気軽に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
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