エヴァンスルークがB1昇格のアルティーリ千葉へ移籍…日本代表経験を持つ34歳、国内10チーム目

A千葉との契約合意が発表された帰化選手のエヴァンスルーク [写真]=B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

バスケ情報専門サイト

　アルティーリ千葉は6月4日、2025－26シーズンにおいてエヴァンスルークと契約合意したことを発表した。

　ルークは現在34歳で、203センチ100キロのパワーフォワード。日本では2014年からレノヴァ鹿児島（現鹿児島レブナイズ）、東京エクセレンス（現横浜エクセレンス）、金沢武士団、アースフレンズ東京Z、越谷アルファーズ、豊田合成スコーピオンズ、島根スサノオマジック、ベルテックス静岡、ファイティングイーグルス名古屋と、9チームでプレーした。島根復帰を果たした2024－25シーズンはレギュラーシーズン58試合の出場で1試合平均10.0得点6.5リバウンド1.8アシストを記録。「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」では同6.0得点6.0リバウンド2.0アシストを挙げ、シーズン終了後に契約満了での退団および移籍先決定が発表されていた。

　日本代表経験を持つ帰化選手は、クラブを通じて「皆さんこんにちは、この度アルティーリ千葉に入団することとなりました、エヴァンスルークです！新しいファンの皆様はもちろんのこと、これまでも応援いただいていた皆様にお会いできること、心待ちにしています。そして、チームに合流し、みんなと一緒に練習し、素晴らしいシーズンを過ごせることを楽しみにしております。応援のほど、よろしくお願いします！」と意気込みを語った。

　また、新居佳英代表取締役CEOは「この度エヴァンスルーク選手を迎え入れることができ、大変嬉しく思います。エヴァンス選手は、ゴール下での献身的なプレーに加え、外からのシュートも狙える選手です。また、スピーディなオフェンスの展開と、ディフェンスの強度を大事にするアルティーリ千葉にとって、フィジカルと走力を持つエヴァンス選手は、B1の舞台で戦う上で欠かせない存在となってくれることと思います。これまでのB1や日本代表での経験も活かし、一段とアルティーリ千葉のバスケットのレベルを押し上げ、A-xxの皆さまを魅了する活躍を期待しています。引き続き応援のほどよろしくお願い致します」とコメントした。

　なお、B1初昇格を果たしたA千葉は、アンドレ・レマニスヘッドコーチが引き続き指揮を執り、4日時点で木田貴明、黒川虎徹、前田怜緒、杉本慶、大崎裕太、ブランドン・アシュリー、大塚裕土、熊谷尚也との契約継続が発表されている。