B2奈良が新戦力2名の獲得を発表…2025－26シーズンのロスター確定

昨季は福島でプレーしていた相馬卓弥［写真］＝B.LEAGUE

　B2のバンビシャス奈良は7月10日、自由交渉選手リストに公示されていた相馬卓弥ととヴャチェスラフ・ペトロフの2名と、2025－26シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

　宮崎県出身で現在34歳の相馬は、182センチ80キロのシューティングガード。県立宮崎工業高校から天理大学へ進学し、大阪でキャリアを始めると、2016年のBリーグ開幕後は島根スサノオマジック、佐賀バルーナーズ、ファイティングイーグルス名古屋などでプレー。昨シーズンは大阪エヴェッサで開幕を迎えるも、2024年12月に福島ファイヤーボンズへ移籍し、B2リーグ戦23試合の出場で1試合平均6.7得点2.2アシストをマークしていた。

　今回の契約発表に際して、相馬は「大学生ぶりに、『第二の故郷』奈良でプレーできることを、とてもうれしく思っています。学生時代の多くの思い出がつまったこの地で、また新たな挑戦ができることに、感謝の気持ちでいっぱいです。これまでの経験を活かし、チームの力になれるよう全力で取り組んでいきますので、今シーズンも応援よろしくお願いいたします」と、コメントを寄せた。

　一方、ウクライナ出身で8月に31歳の誕生日を迎えるペトロフは、204センチのパワーフォワード兼センター。昨シーズン途中から金沢武士団の一員としてB3に参戦し、リーグ戦26試合の出場で16.2得点10.8リバウンドの好成績をマークしていた。

　新天地で迎える来日2年目のシーズンへ向けて、「皆さんの応援がすべてであり、私はこのチームと奈良を誇りを持って代表するために、ハートとハッスル、献身によって、全力を尽くすことを約束します。ひとつのチーム、ひとつの家族として、一緒に特別なことを成し遂げましょう」と、ファンに呼びかけた。

　なお、奈良は両選手との契約合意をもって2025－26シーズンに臨む13名のロスターが確定したことも発表された。