2025.09.26
9月25日、Bリーグはドラフト志望選手リストの公示を行い、2人目の志望選手として高橋嘉翔が名を連ねた。2005年9月24日生まれの20歳で、所属団体についてはまだ明らかにされていない。
1人目として公示されたのは寺坂優羽で、2005年7月21日生まれの20歳。静岡県藤枝市出身で、身長186センチのシューティングガード。東海大学付属諏訪高校で主力を務め、インターハイやウインターカップに出場した。高校卒業後は山梨学院大学へ進学したが、2024年11月に中退を表明。2025年8月にはB2リーグのベルテックス静岡に練習生として参加していた。寺坂はドラフト志望届の第1号提出選手として注目を集めている。
「B.LEAGUEドラフト2026」は、2026年にスタートする「B.革新」の象徴的な施策であり、第1回は2026年1月29日にTOKYO DOME CITY HALLで開催される。志望届の提出は9月1日に開始されており、申請締切は12月19日と定められている。以降は毎年1月に実施される予定である。
対象となるのは高校、大学、専門学校に在籍する日本国籍選手に加え、海外留学中の日本人選手やB.LEAGUE U18チーム所属選手である。年齢基準や応募資格が整備されたことで、若手選手の進路がより明確になった。
島田慎二チェアマンは、ドラフト制度導入の目的のひとつに「地方創生」を挙げている。Bリーグは2050年ビジョン「感動立国」を掲げ、その中でクラブの成長やアリーナ整備などを通じて地域社会に寄与するリーグ像を描いている。ドラフト制度もまた、若手選手に全国で均等にチャンスを与えることで地方創生を促し、リーグ全体の底上げにつなげる施策の一環として位置付けられている。
Bリーグではこれまで自由競争で行われてきた新人獲得がドラフト制度へ移行することで、若手選手の育成とリーグ全体の競争力向上が期待されている。
2025.09.26
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