2025.12.04

宇都宮退団のマクリーンが秋田へ…37歳のビッグマンは古巣戦からエントリー可能に

新たな所属先が発表されたマクリーン[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 B1東地区所属の秋田ノーザンハピネッツは12月4日、ジャメール・マクリーンとの2025-26シーズンにおける新規契約に合意したことを発表した。同選手は昨日の3日に宇都宮ブレックスから契約満了で退団することが発表されていた。

 現在37歳のマクリーンは、203センチ103キロのビッグマン。ベルギーやドイツなどヨーロッパのチームを渡り歩き、2019-20シーズンに名古屋ダイヤモンドドルフィンズBリーグデビューを飾った。その後はドイツ、スペインのチームでプレーし、2022-23シーズンに熊本ヴォルターズへ加入。3シーズンにわたって活躍すると、2025年11月に宇都宮ブへ加入した。『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON』B1第11節終了時点で6試合に出場し、1試合平均4.5得点4.0リバウンド1.2スティールを記録していた。

 6日に行われる古巣の宇都宮戦からメンバー登録が可能となるマクリーンは、新天地へ向け「秋田に来れたこと、チームに加入できたこと、そして新たなファンの皆さんにお会いすることが楽しみです!このような機会と皆様からのサポートを感謝しています!」と、コメントを送った。

 また、通算成績3勝15敗で東地区最下位に沈んでいる秋田は「マクリーン選手は、ヨーロッパで長年にわたり勝利に貢献してきた経験豊富なビッグマンであり、フィジカルの強さとバスケットIQの高さを兼ね備えた選手です。“最後まで諦めないハードワーク”を体現できる選手であり、ディフェンス・リバウンド・スクリーンの細かい局面で確実にチームを支えてくれると期待しています。オフェンスでは、ショートロールからの判断力やペイント内のタフなフィニッシュは、私たちのオフェンスに新たな厚みを生み出します。戦術理解が深くコミュニケーション能力も高いため、秋田らしい“全員で戦うバスケット”の中で、すぐに順応してくれるでしょう」と、新戦力に期待を寄せている。
 

ジャメール・マクリーンの関連記事

秋田ノーザンハピネッツの関連記事

Bリーグの関連記事