2時間前

激戦を制した札幌山の手…26得点を挙げた高橋「ずっと負けているような気持ちでプレーしていた」

26得点を挙げた札幌山の手の高橋[写真]=Softbank ウインターカップ 2025
バスケ情報専門サイト

 12月24日、『SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会』は女子の2回戦が開催された。

 初戦を突破した札幌山の手高校(北海道)の前に立ちはだかったのは、今年のインターハイベスト4で第4シード校の岐阜女子高校(岐阜県)。序盤にリードを許した札幌山の手は、ディフェンスを強化し徐々に点差を詰め、一進一退の攻防の中で粘り強く得点を重ね83-74で逆転勝利を収めた。

 ゲームハイの26得点を挙げた高橋優希は試合後のインタビューで「最初から最後まで粘ることが出来たので、全員でいい試合が出来ました。(勝利した最大の要因は)ディフェンスだと思います。ディフェンスが課題だったんですけど、この試合全員で動けていたので」と、チーム全体の守備の意識が勝利につながったと語った。

 自身の得点については「シュートを積極的に狙うことを上島さん(アシスタントコーチ)に言われていたので、シンプルに狙うことが出来てよかった。ファールをもらいフリースローを獲得出来たので、そこで点数が伸びたと思います」と、得点への意識の高さを強調した。

 シード校を相手に粘り強い戦いで勝利した札幌山の手。高橋は試合を振り返り「ずっと負けているような気持ちでプレーしていた」と試合中の心境を明かした。それでも激戦を制したことについては「(インターハイ)4強だから強すぎるという考えはなくして、やることをやろう。自分たちでいいバスケットをしようという話をしたので、相手関係なく出来たと思います」と、チーム全体の気持ちの強さを見せた。

 勢いに乗る札幌山の手高校は、25日9時00分から東京体育館Bコート(アタックコート)で行われる3回戦で、一関学院高校(岩手県)と対戦する。

国内の関連記事

BASKETBALLKING VIDEO