明徳義塾が延岡学園を撃破しウインターカップ初戦突破…藤本翼が23得点を挙げ攻守で躍動

　12月24日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子1回戦が行われ、明徳義塾高校（高知県）と延岡学園高校（宮崎県）が対戦。明徳義塾高校が83－64で勝利を収めた。

　試合の立ち上がりこそ延岡学園にリードを許したものの、明徳義塾の藤本翼が第1クォーターだけで3ポイント2本を含む11得点を挙げ主導権を奪い返す。第3クォーターでは26－13とリードを拡大。明徳義塾の最後の追い上げも振り切り最終スコア83－64で明徳義塾が勝利を収めた。

　初戦を突破した明徳義塾は、藤本が3本の3ポイントシュートを含むゲームハイの23得点3リバウンド3アシスト2スティールと躍動。オチェアントニーディビッドが12得点12リバウンド4ブロックとダブルダブルを達成したほか、清水輝大が12得点、野田蒼波が8得点7リバウンド4アシスト3スティールと多方面で活躍を見せた。

　対する延岡学園は、馬場啓亜が19得点5リバウンド、ゲーイウセーヌが10得点12リバウンドでダブルダブル、渡辺優芯が9得点を挙げて追いすがったが、広げられた点差を覆すことができず、初戦で姿を消すこととなった。

　2回戦へコマを進めた明徳義塾は、25日15時40分から東京体育館Dコートで、高岡第一高校（富山県）を破り勝ち上がった県立広島皆実高校（広島県）と対戦する。

■試合結果
明徳義塾 83－64 延岡学園
明徳義塾｜17｜20｜26｜20｜＝83
延岡学園｜14｜15｜13｜22｜＝64