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東山が逆転勝利でウインターカップ初戦突破…中村颯斗が30得点、佐藤凪は20得点12アシスト

28得点を挙げた中村(写真は日清食品トップリーグのもの)[写真]=伊藤大允
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 12月24日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子1回戦が行われ、東山高校(京都府)と中部大学第一高校(愛知県)が対戦。1回戦から強豪同士が激突した試合は東山が86-68で勝利を収めた。

 前半はお互いに外角のシュートの確率が振るわず苦しい展開の中、リバウンドの数で勝った東山が1点リードで後半を迎える。第3クォーター序盤に中部第一の長距離砲などでリードを奪われると、佐藤久遠もファウルアウトし3点のビハインドを背負って勝負の最終クォーターへ。第4クォーター開始から佐藤凪の3ポイントで同点に並ぶと、その後は中村颯斗も連続3ポイントをきっかけにスパーク。一気に点差を広げ、終わってみれば86-68の快勝となった。

 東山は、中村が6本の3ポイントシュートを含むゲームハイの30得点を記録。さらに佐藤凪が18得点12アシスト4スティールとダブルダブルの活躍でチームを牽引した。また、藪元太郎が12得点、鈴木勇功が11得点9リバウンド、カンダ マビカサロモンが6得点11リバウンドをマークし、攻守で存在感を示した。

 対する中部第一は、ムアンバジョナサンが18得点8リバウンド、西村謙槙が13得点、島田康大朗が10得点を挙げたものの、初戦敗退を喫した。

 初戦を突破した東山は明日25日15時40分から東京体育館のBコートで行われる2回戦で県立秋田工業高校(秋田県)を破った瓊浦高校(長崎県)と対戦する。

■試合結果
東山 86-68 中部第一
東  山|18|19|17|32|=86
中部第一|16|20|21|11|=68

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