2026.08.10
8月10日、SAGAアリーナで「日本生命カップ2026(佐賀大会 バスケットボール男子日本代表国際試合)」の第2戦が行われ、男子日本代表(FIBAランキング22位)が男子モンゴル代表(同108位)を75-57で下した。
前日の第1戦では65-67で惜敗。第2戦も前半からモンゴルに主導権を握られる苦しい展開となったが、最終クォーターに日本が一気に流れを変えた。そのゲームチェンジャーとなったのが、この試合で指揮を執った吉本泰輔アシスタントコーチのプランだった。
48-54と6点ビハインドで迎えた第4クォーター、日本はジャン・ローレンス・ハーパージュニア(東京サンロッカーズ)、黒川虎徹(アルティーリ千葉)、小川敦也(宇都宮ブレックス)の3ガードを同時にコートへ送り出した。そこから守備の強度を引き上げ、速い展開へと持ち込むと、約2分で逆転に成功。その後も黒川、小川、ハーパージュニアが3ポイントシュートを決めるなど、攻守でモンゴルを圧倒した。
日本は第4クォーターで27-3と大きく上回り、最終的に75-57でモンゴルを撃破。第4クォーター途中には25-0のランを作り、前日の敗戦から見事にリベンジを果たした。ハーパージュニアが11得点6アシスト、黒川が7得点5アシスト、小川が6得点7アシストを記録し、3ガードが逆転の流れを作った。
試合後のインタビューでは、桶谷大ヘッドコーチが今回の勝利のポイントについて吉本ACの存在を挙げ、「僕が喋るよりもダイス(吉本AC)が喋った方がいいので、ダイス呼んでいいですか?」と、自身のインタビューを吉本ACへ“交代”する場面も見られた。
急遽、マイクの前に立った吉本ACは「まずは、佐賀に来ることができて大変うれしく思います。ファンの皆さま、ありがとうございます」と感謝を示した。続けて、「短期間な合宿でしたが、これから詰めて良いチームを作って、アジア競技大会に向けて頑張っていけたらと思っています」とコメント。若手中心の日本代表に期待を寄せた。
また、若手に求めるものとして「競争すること」と「毎日成長すること」を挙げ、「何がうまくいくか探しているなかで、3人ガードを入れてボールプレッシャーがゲームを変えてくれた」と、逆転の流れを生み出したハーパージュニア、黒川、小川の3人を称賛した。
試合後、勝利の余韻が残る日本代表のロッカールームでは、選手たちによる“勝利の水かけ”も行われた。前日の敗戦を乗り越え、チーム全体でつかんだ逆転勝利。吉本ACを中心に戦術面で修正を施し、コート上で実行した選手たちが、歓喜を分かち合った。
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