2020.12.21
契約満了に伴い7シーズン在籍した千葉ジェッツ退団が発表された小野龍猛。千葉は23日に小野のコメントを発表した。
現在32歳の小野は、197センチ97キロのスモールフォワード。2010年に中央大学からトヨタ自動車(現アルバルク東京)に入団し、2013年にナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)に所属していた千葉へ移籍。2016-17シーズンから2018-19シーズンまではキャプテンを務め、第92、93回の天皇杯ではチームを優勝に導くとともに、自身は大会ベスト5に選出された。在籍7シーズン目の今季は27試合出場で182得点(1試合平均2.9得点)55リバウンド(同2.0リバウンド)45アシスト(同1.7アシスト)を記録していた。
契約満了に際し、小野は7年間過ごした千葉への想いを綴るとともに、チームメートやスタッフへの感謝、そして新型コロナウイルスの影響で自粛生活を余儀なくされているファン・ブースターに向けてのメッセージも送っている。
発表された小野のコメント全文は以下のとおり。
「まずは、7年間たくさんの応援ありがとうございました!! 千葉ジェッツにきた一番最初の頃は、企業チームからきた自分には驚きの連続でした。決められた体育館ではなく毎日点々と練習会場が違い、ロッカールームもなく、選手自ら試合のビラ配りをするなど様々経験をしました。いざNBL の最初のシーズンが始まると、開幕 4 連勝と最高の出だしからの 20 連敗という、今となっては笑える成績も残しました。 しかし、年々良い選手が入って成績も良くなり、成績が良くなるにつれてお客さんも入ってきて、年を重ねるごとに船橋アリーナが真っ赤になっていく様子を見ることができ、とても嬉しかったです。これも、これまでサポートしていただいたパートナー企業やブースターの皆さんだったり、船橋市の行政の皆さんだったり、フロントスタッフ達の頑張りがあったからこそだと思います。本当に感謝しております」
「また、今コロナウィルスにより世界中が制限させられてると思いますが、今は自分自身の身を守ることが、他の人達を守る事に繋がります。なかなか皆さんと会える機会がなく本当に寂しいですが、今は我慢して手洗い・うがい・外出自粛頑張りましょ!! そして、コロナに笑利したあと、また皆さんと笑顔で会場で会える事を楽しみにしています」
「最後にこれまでジェッツで携わってきたチームメイト、コーチ、フロントスタッフ、ジャンボくん、STAR JETS、Katsunari、RISUKE さん、、皆さん本当にありがとうございました! 千葉ジェッツは離れますが、バスケ選手としてはまだまだ上を目指して頑張りますので、今度は敵のチームとして船橋アリーナに帰ってくることを楽しみにしてます。本当に千葉ジェッツに入って良かったと心から思います。ではまた会う日まで、バイバイ!!」
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