2021.04.23

今季の対戦成績は1勝1敗、アルバルク東京は地の利を生かして連勝なるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs 秋田ノーザンハピネッツ(@アリーナ立川立飛)
第1戦:4月24日15時5分 第2戦:4月25日15時5分

 ともに中2日で戦うアルバルク東京秋田ノーザンハピネッツ。チャンピオンシップ出場へ白星必須のA東京は3試合連続のホームゲームとなるだけに、地の利を生かして秋田から2連勝を奪いたいところだ。

 今シーズンにおける両者の対戦成績は、1勝1敗の五分。12月に行われた初対戦では、秋田がアウェーで19点差の快勝を収めた。この試合は第1クォーターで30-14、第2クォーターでも22-12と、秋田が前半から飛ばしてそのまま押し切った。その立役者となったのが保岡龍斗だ。序盤から3本の3ポイントシュートを射抜くなど、計24得点中前半だけで19得点をマークしてみせた。

 3月24日に第28節で相まみえた際は、A東京が76-62でリベンジ。7-14という重い立ち上がりとなったが、第3クォーターに入るとギアを入れ替え28-10と圧倒して突き放した。攻撃では3ポイントをチームで11本沈め、そのうち安藤誓哉が4本成功させた。

 今回ホームのA東京は、レバンガ北海道戦から復帰した田中大貴に注目したい。また、過去2戦でつまずいている第1クォーターで離されないこともポイント。ディフェンスではこれまでの試合で爆発力を発揮している保岡や細谷将司に加え、17日に決勝ブザービーターを決めた古川孝敏らバックコート陣への警戒を強めたい。

 一方の秋田は、第28節の対戦時に18本ものオフェンスリバウンドを取られており、そこからセカンドチャンスを決められて敗れている。当時はまだ加入して間もなかった王偉嘉が、A東京を脅かす存在となれるか。相手の新加入選手であるジャマール・ソープとの対決も見ものだ。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
デション・トーマス
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
吉井裕鷹 ※特別指定
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
ジャマール・ソープ
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク ※インジュアリーリスト
小酒部泰暉 ※特別指定

・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
細谷将司
野本建吾
アレックス・デイビス
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
ハビエル・カーター
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
古川孝敏

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