2021.04.24

川崎が宇都宮とのロースコアな一戦を制す…ファジーカスが26得点をマーク

宇都宮との試合で26得点を記録したファジーカス[写真]=B.LEAGUE
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 4月24日、B1リーグ第35節が行われ、川崎ブレイブサンダース宇都宮ブレックスと対戦した。

 試合は終盤までロースコアな展開となった。第1クォーター、宇都宮に3ポイントシュートを決められて先制点を許すものの、ニック・ファジーカス辻直人の連続得点で応戦。決してアップテンポにはならない中で、お互いに得点を決めて最初の10分間は14-10で終了。続く第2クォーターでも着実な点の奪い合いとなり、27-26というスコアで前半を終えた。

 第3クォーターではやや川崎が優勢に転じる。前半から活躍していたファジーカスは、このクォーターで自ら積極的に得点することでチームをけん引。こうして川崎はオフェンスが機能していくとスコアを46-37にしてリードを奪い、最終クォーターへと突入した。

 迎えた最後の10分間では、逆に川崎は宇都宮に苦戦を強いることになる。長谷川技が3ポイントを沈めて一時的に2ケタリードを奪ったが、徐々に宇都宮に点を決められ、2点差まで詰め寄られる。しかしジョーダン・ヒースのフリースロー、またファジーカスの活躍もあって逆転を回避。試合時間残り27秒には宇都宮に3ポイントを決められ1点差まで詰め寄られたが、そこから守り抜いて58-57と勝利を収めた。

 勝利した川崎はファジーカスが26得点16リバウンド3アシスト、パブロ・アギラールが9得点6リバウンド2スティール2ブロックを記録している。

■試合結果
宇都宮ブレックス 57-58 川崎ブレイブサンダース(@ブレックスアリーナ宇都宮)
宇都宮|10|16|11|20|=57
川 崎|14|13|19|12|=58

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