Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
8月30日、BリーグはBクラブに所属している選手を対象に『全選手ミーティング』をオンラインにて開催した。
ミーティングでは島田慎二チェアマンから集まった400名弱の選手・スタッフに向けて、主に新型コロナウイルスの感染予防、対策に関して話された。
島田チェアマンは「今Bリーグはオリンピックの盛り上がりもあって、競技力向上への期待、ビジネス面での期待、さまさまな面での期待を受けているという状況」と説明し、その上で最も大事なこととして「今シーズンもリーグ戦を安定開催して、最後まで続けることだと考えています」とコメントした。
新型コロナウイルスを取り巻く状況は昨シーズンの開幕前よりも厳しくなっているが、島田チェアマンは「リーグとしては昨年に続いて選手の皆さんを守っていくので安心してほしい」と表明。そして「今やるべきこと」として選手たちにワクチンの摂取を推奨した。
「リーグとしましては、ファンの観点からも、選手の観点からも、レフェリーやゲームディレクター、さまざまな観点からも安全・安心に試合が実現できるように準備をしていきますので、どうぞよろしくお願いします」と、今シーズンのリーグ戦運営への意気込みを結びの言葉とした島田チェアマン。その後、Bリーグの新型コロナウイルス感染症対策チームのエグゼクティブアドバイザーを務める中山ドクターにバトンをつなぎ、選手たちには新型コロナウイルスの状況の実態とワクチン摂取、対策のインプットについての説明がなされた。
また、東京オリンピックを経て注目度が増すことが予想される今シーズンへの意気込みとして、田中は「日本バスケットボールの力がどんどん上がっていくためにはBリーグのレベルアップも必ず必要になってくると思うので、プレーする選手としてそこのところを意識しながら、自分も高いレベルのパフォーマンスができるようにやっていければいいのかなと思います」とコメント。
一方、金丸も「オリンピックが終わって、Bリーグが去年よりも注目されていると思うので、個人的には去年よりも良いパフォーマンスをして、初めてバスケットを見るお客さんに対して喜んでいただけるようなプレーをしていかないといけないなと思います」と新たなファンの開拓に向けて意欲を示した。
女子日本代表がオリンピックで銀メダルを獲得したことについても話題は及び、田中は「本当に快挙と言ってもいいほど、素晴らしい出来事だったと思います」と称賛。世間の注目を集めている女子バスケ界については「争っているわけではないですけど、男子も負けないように、一緒になって日本のバスケットボールを盛り上げていけたらいいのかなと思います」と話した。また、金丸も「オリンピックを経験して世界を相手に勝つ難しさを体感しましたが、そのなかで女子は銀メダルを獲得して、本当に凄いことだと思います。本当におめでとうと言いたいです」と心からの称賛を送った。