スタイルを熟知する古巣との開幕戦…小野龍猛と岡田侑大が意気込み

富山の小野（上）と信州の岡田（下）が取材に応じた

バスケットボールキング編集部

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　9月30日に2021－22シーズンの幕が開けるBリーグ。今シーズンも熱い戦いが期待されるなか、小野龍猛（富山グラウジーズ）と岡田侑大（信州ブレイブウォリアーズ）が合同取材に応じた。

　昨シーズン39勝21敗でチーム2度目となるチャンピオンシップへ進出し、初のCS1勝を挙げた富山。新加入ながらキャプテンに就任した小野にとって、信州は昨シーズンプレーした古巣だ。古巣との開幕戦には「何かの運命というかワクワクした」といい、「信州がいいバスケットをするのは知っているし、富山も新しいチームになっていいバスケットをしていると思うので、古巣相手にその姿を見せられれば」と意気込んでいる。

　同じく古巣対戦となった岡田は、「同じ西地区で対戦するのは知っていたけど、開幕戦で当たるとは…ビックリしました」と率直な感想。「（古巣との開幕戦は）モチベーションが上がりますし、頑張らないといけない」と意気揚々だ。

　両者にとってまさかだった古巣との開幕戦。もちろん両選手は相手チームの特長を把握しており、小野は「信州はみんながしっかりと規律を守ってコーチのバスケットをやるので、一人ひとりを警戒しないといけない」とコメント。そのうえで「メンバーもそこまで変わっていないし、いい若手が3人入ってきた。フィットしている印象なので注意しないと」と、岡田、熊谷航、前田怜緒に警戒心を示した。

　一方で岡田は「（富山）はベテランが入ってきて、昨シーズンよりバランスが取れているんじゃないか」と印象を語り、「昨年ジュリアン（マブンガ）とプレーしてすごくやりやすかった。そこは警戒しないといけないし、しっかり抑えたい」と昨シーズンのアシスト王を要注意人物に挙げた。