2021.10.16

名古屋Dが敵地で富山を下し連勝達成…齋藤、イーサトンらが抜群の攻撃力を発揮

18得点5アシストと名古屋Dの攻撃をけん引した齋藤(右)[写真]=B.LEAGUE
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 10月16日、各地でB1リーグ第3節が行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズはアウェーで富山グラウジーズと対戦した。

 立ち上がりに齋藤拓実のジャンプシュートで先制に成功した名古屋Dは、新加入のスコット・イーサトンシェーン・ウィティングトンらの活躍で得点を重ねる。さらに、相手のミスから狩野祐介などが着実に加点して点差を広げ、22-16で最初の10分を終えた。

 第2クォーター序盤はスコアが伸び悩んだ名古屋Dだが、中東泰斗の3ポイントシュートでそれを打破し、直後にイーサトンがダンクでチームに流れを引き寄せる。その後は富山のジュリアン・マブンガの力強いオフェンスを止められないものの、名古屋Dの勢いは失速せず、レイ・パークスジュニアの外角シュートなどで点差を広げて52-31でハーフタイムへ。

 21点の大差をつけて迎えた第3クォーターでは、齋藤のクレバーな試合運びのなかで、須田侑太郎やイーサトンが内外問わず得点を伸ばしていく。また、パークスジュニアが持ち前の機動力を生かして3ポイントシュート、ドライブと相手ディフェンスの穴を突いて攻め、さらにリードを拡大。74-52と22点差で最終クォーターへ。

 第4クォーターでは、イーサトンがダンクで最初の得点をマークすると、その直後に小林遥太が3ポイントシュートを沈めてチームを後押し。すると、その波に乗るようにパークスジュニア、コティ・クラークも得点を重ね、新戦力のドワイト・ラモスを中心に攻める富山に追い上げを許さない。終盤には、狩野、クラークがとどめの3ポイントシュートを沈めてタイムアップ。94-68で名古屋Dが2連勝を収めた。

 名古屋Dはイーサトンが20得点、齋藤が18得点5アシストと攻撃をけん引。また、新加入のパークスジュニアも15得点と好記録を残した。一方、開幕戦から白星のない富山はブライス・ジョンソンが15得点と奮闘。しかし、2ケタ得点をマークしたのがジョンソンのみと、得点面で相手に大きく差をつけられる結果となった。

■試合結果
富山グラウジーズ 68-94 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@富山市総合体育館)
富 山|16|15|21|16|=68
名古屋|22|30|22|20|=94

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