2021.10.17

北海道を今季初勝利に導いた橋本竜馬「絶対にホームで勝つと強く思ってプレーした」

20得点1リバウンド1アシスト2スティールをマークし、北海道を今シーズン初勝利に導いた橋本[写真]=B.LEAGUE
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 10月16日、レバンガ北海道はホームで新潟アルビレックスBBと対戦。序盤から大きくリードを得た北海道は、橋本竜馬らを起点に攻撃を組み立て、前半を45-29で折り返す。後半に入ってもその勢いは衰えず、試合を通して優位を譲ることなく88-75で勝利を収めた。

 試合後のメディア対応で橋本は「ボールをプッシュするという、チームの課題をしっかり遂行できて良かったです。今日は絶対にホームで勝つ、勝って勢いをつけると強く思ってプレーしていました。全員がその思いで臨んだからこそ、いいゲームができたと思います」と今シーズンの初白星を振り返った。

 また、4本の3ポイントを含む20得点と、ゲームハイの得点を記録したことについては「自分でもすごいと思います(笑)」と驚きの表情。それでも「スティールからのイージーレイアップやいいリバウンドを取ってからの速攻など、シュート自体は難しくなく、いい判断から生まれた得点がほとんどです。難しいシュートを多く決めるよりも、価値があると思っています」と語り、自身の得点内容については手応えを感じているようだ。

 さらに、12得点5アシストをマークした寺園脩斗については「同じポイントガードとして、負けられないというよりは、一緒に良くなりたいと思っています。レバンガは今日のような1勝を積み重ねていくチームだと思っていますし、寺園選手もこの1勝をとても喜んでいました。このまま一緒に向上していきたいです」とコメント。「自分の方が先輩ですが助けられることもある」と語るなど、27歳の新戦力はキャプテンの橋本にとっても頼れるチームメートのようだ。

 今シーズンより北海道を率いる佐古賢一ヘッドコーチは「得点に関しては、チーム全体をスピードアップさせていくことに取り組んでいますが、まだチームとして未完成です。ボールをプッシュするガードが怖い存在になれなければ、相手を崩すことが難しくなってきます」と試合後にコメントした。

 この試合のように橋本と寺園が相手の脅威となることができれば、新体制の北海道はより侮れないチームになっていくだろう。

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