2021.10.25

GAME1のリベンジを果たした千葉…大野HCは「自分たちの守り方を確認してきた」

この試合でB1通算3P成功数を600本の大台にのせた富樫[写真]=B.LEAGUE
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 10月24日、各地でB1リーグ第4節が行われ、千葉ジェッツはホームでアルバルク東京と対戦した。23日の同カード対決では土をつけられた千葉は、立ち上がりから富樫勇樹ジョン・ムーニーが猛攻を仕掛け、57-44で試合を折り返す。後半に入っても千葉の勢いは衰えず、ジョシュ・ダンカンなども積極的に攻めて相手の追い上げを許さず88-71で勝利を収めた。

 この試合後に行われたインタビューで、千葉を率いる大野篤史ヘッドコーチは、リーグ屈指のディフェンス力を誇るA東京相手に主導権を握られた前日の反省から「ディフェンスのところで自分たちの守り方を確認してきた」とコメント。

 特に「(相手の)エントリーを壊しにいくという作業をしっかりしてくれた」と、自身の指示通りに試合を運ぶことができていた様子。その中でも「一番良かったのは、ゲームスタートに(佐藤)卓磨がディフェンスをセットしてくれたこと。彼がハードにディフェンスする姿を見て、再確認してくれたかと思います」と、エナジー溢れる佐藤の守備を称賛した。

 また、この試合では富樫が史上初となるB1通算3ポイントシュート600本成功の偉業を達成。GAME1で不振に終わった攻撃陣をけん引し、見事リベンジの立役者となった。

 この記録について、富樫自身は「スクリーナーがいい」と謙遜していたことを伝えると「もちろん勇樹は誰かのサポートなしでこの記録は達成できなかったと思うので、彼の努力と、自分たちのサポートだと思います」と、指揮官も賛同のコメント。

 しかし、「彼はサイズがない中で自分がどうやって生き残っていくかというところで、サイズのなさをシリアスに考えて、武器を手に入れたと思っています」と、リーグ屈指の精度を誇る長距離砲を、たゆまぬ努力で身につけた富樫を讃えた。

 

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