2021.11.17

Bリーグが秋田にけん責と制裁金50万円…今年7月にアシスタントコーチが酒気帯び運転で検挙

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 Bリーグは17日、秋田ノーザンハピネッツのアシスタントコーチ1名にけん責、秋田ノーザンハピネッツ株式会社にけん責および制裁金50万円を科すと発表した。

 発表によると、同アシスタントコーチは今年7月17日未明に飲酒状態にて公道を乗用車で走行し、道路交通法違反で検挙されたという。

 Bリーグはアシスタントコーチをけん責処分とした理由について、「飲酒運転は重大事故を引き起こしかねない危険な行為であり、厳しい非難は免れないが、他方で対象者は既に刑事処分・行政処分を受けたほか、地元で実名報道される等の社会的制裁を受け、反省の態度も顕著と認められることから、これら情状を総合的に考慮した」と説明。

 また、秋田ノーザンハピネッツを処分した理由については、「当該アシスタントコーチに対して契約締結時に、契約条項にもなっていた飲酒運転の禁止について徹底する機会がありながら、十分に徹底されたとはいい難く、近時の飲酒運転に対する厳しい国民感情に照らしても、該当クラブによる管理監督が不十分だった責任は重いといわざるを得ない」としたうえで、「他方で、該当クラブがアシスタントコーチと契約を締結したのは 2021年7月の違反直前のことであり、十分な指導・教育を実施する時間的余裕はなかった点も考慮する必要がある。以上のような情状を総合的に考慮すると、けん責及び罰金50万円とするのが相当と判断した」と述べた。

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