2022.03.03

【滋賀vs琉球】西地区首位とホームで対峙する滋賀、撃破へはラベナの活躍が不可欠

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

滋賀レイクスターズ vs 琉球ゴールデンキングス(@ウカルちゃんアリーナ)
第1戦:3月5日17時5分 第2戦:3月6日14時35分

 2月26、27日に54日ぶりの試合となる三遠ネオフェニックス戦を消化した滋賀レイクスターズは、3月2日に富山グラウジーズとの第18節代替試合をホーム開催。イギリス代表に合流しているオヴィ・ソコが三遠戦に続いて欠場となった中、ノヴァ―・ガドソンが第1クォーターだけで20得点と爆発して先手を取ったものの、その後は大量失点。第4クォーターの柏倉哲平の驚異的な3ポイント攻勢も及ばず、103得点を叩き出しながらも敗れた。ジュリアン・マブンガを欠く富山に41本ものフリースローを与えてしまったのが痛かった。

 琉球ゴールデンキングスは2月19日と20日に組み直された第19節の代替試合が再び中止となり、結果的に当初の予定どおりのバイウィークを過ごした。バイウィーク前最後の試合は2月5、6日の三遠戦で、いずれも100点ゲームの危なげない勝利で連勝を「17」に伸ばした。チャンピオンシップ進出マジックは「17」、西地区優勝マジック「25」がすでに点灯している中、現時点で3月に予定されている12試合は最後の1試合を除いてすべて西地区との対戦。連勝を継続し、少なくともCS進出は早々に決めておきたい。

 富山戦は41得点のガドソンと3ポイントシュート5本の柏倉もさることながら、24得点を挙げたキーファー・ラベナの躍動も光った。三遠との第2戦でも今シーズン自己最多タイの28得点を挙げ、富山戦では豪快なダンクを披露。琉球の堅固なディフェンスを崩すには、ラベナの突破力とシュート力が不可欠だ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・滋賀(HC:ルイス・ギル)
オヴィ・ソコ
澁田怜音
小澤智将
今川友哲
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介 ※特別指定
トビンマーカス海舟 ※特別指定
ノヴァー・ガドソン
林翔太郎
ショーン・オマラ
森山修斗
川真田紘也

・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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