三遠がヴィチェンティッチHCと契約解除「勝利を届けなければならない上での決断」

三遠がヴィチェンティッチHCと契約解除［写真］=B.LEAGUE

　三遠ネオフェニックスは4日、ブラニスラフ・ヴィチェンティッチヘッドコーチと双方合意のもと契約を解除したと発表した。清水太志郎アシスタントコーチがヘッドコーチ代行として指揮を執るという。

　セルビア出身の同氏は、現在50歳。現役引退後2010年に指導者のキャリアをスタートさせ、東欧の各クラブを経て2020年に三遠のHCに就任した。2年目の今シーズンは2月2日時点で4勝24敗で西地区最下位に沈み、休養に入っていた。

　三遠の東英樹ゼネラルマネジャーは、「プロフェッショナルである以上、『結果がすべて』の世界であることは間違いないことであり、『SHIN!SAN-EN』というスローガンのもと、ブースター、パートナーに勝利を届けなければならない上での決断です」と契約解除の理由を説明。「ヴィーチャヘッドコーチから教わったヨーロッパにおける最先端のバスケットボールはネオフェニックスにとって大変貴重な財産になったことは間違いないことであり、新たなチームでの活躍を祈念しております」とコメントした。

　なお、ヴィチェンティッチ氏は同日、アースフレンズ東京Zのヘッドコーチに就任することが発表されている。