2022.05.14

昨年のファイナルの再戦は荒谷の活躍もあり宇都宮が千葉に先勝/BリーグCS

両チーム最多の21得点をマークした宇都宮の比江島 [写真]=B.LEAGUE
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 5月14日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021−22」のクォーターファイナルが開催され、西地区4位でワイルドカード上位の宇都宮ブレックスは、東地区1位の千葉ジェッツとの第1戦に臨んだ。

 第1クォーターを21−22と1点ビハインドで終えた宇都宮は、第2クォーターに入るとディフェンスのプレッシャーを上げて千葉の得点を抑えることに成功。ベンチメンバーの荒谷裕秀が6得点をマークしてオフェンスをけん引、41−37と4点リードで前半を折り返した。

 後半に入り、千葉の富樫勇樹、佐藤琢磨の3ポイントシュートで1点差まで追い上げアレルが、そこからジョシュ・スコットがフリースローで確実に加点。さらに比江島慎のドライブも効果的に決まって64−55で最終クォーターへ。

 ホームでの初戦に負けられない千葉は第4クォーターも攻撃の手を緩めない。しかし、宇都宮のディフェンスの前に思うように得点を挙げられず時間が進んでいった。結局、81−70で宇都宮が勝利。昨年のファイナルの再戦となった顔合わせは、宇都宮がセミファイナル進出へ先に王手をかけた。

 勝利した宇都宮は比江島が試合を通じて安定した攻撃を見せ、両チーム最多の21得点をマーク。また、荒谷が殊勲の14得点を挙げている。さらにスコットが12得点9リバウンドと奮闘した。

 対する千葉は富樫が18得点、ジョン・ムーニーが11得点9リバウンド、原修太が10得点をあげるのが、勝利に貢献できなかった。

■試合結果
千葉ジェッツ 70-81 宇都宮ブレックス(@船橋アリーナ)
千 葉|22|15|18|15|=70
宇都宮|21|20|23|17|=81

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