2022.11.11

「全員キャプテン」や「“再就任”の大ベテラン」…各チームを率いるキャプテンを紹介/B1中地区編

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 開幕して間もないながら、早くもさまざま話題を振りまいているBリーグ。強豪の不振や大型補強による台頭など、各チームがそれぞれの事情を抱えているが、そんなチームをコート内でまとめ上げ、けん引しているのはどんな選手なのか。この記事では、今シーズン各チームでキャプテンを務める選手たちを地区ごとに紹介する。

サンロッカーズ渋谷ベンドラメ礼生

サンロッカーズ渋谷のキャプテンは4シーズン連続でベンドラメ礼生が務める。Bリーグ初代新人王もキャリアを重ね、今年で29歳。年々その実力に磨きをかけており、昨シーズンはレギュラーシーズンの平均得点と平均リバウンドでキャリア最高の数字を記録した。ライアン・ケリーの復帰したチームをまとめ上げ、2度目のCS出場に導けるか。

川崎ブレイブサンダース:12人全員キャプテン

今シーズンの川崎ブレイブサンダースはキャプテンを1人に定めず、12選手全員をキャプテンとして活動する。チームには藤井祐眞篠山竜青といった歴代キャプテンはもちろん、鎌田裕也長谷川技ニック・ファジーカスといった在籍年数の長い選手も多い。加えて熊谷尚也ら頼れるベテランもそろっており、チームの結束力はリーグ屈指と予想される。

横浜ビー・コルセアーズ森井健太

横浜ビー・コルセアーズは前キャプテンの生原秀将の移籍に伴い、過去2シーズンにわたってオフコートキャプテンを務めていた森井健太が新キャプテンに就任することとなった。ここまでは昨シーズンと比べて出場機会が限られてはいるものの、ベンチからチームメートに常に声を掛けるなどリーダーシップを発揮し、チームをまとめている。

新潟アルビレックスBB澁田怜音

今夏新潟アルビレックスBBに加入した澁田怜音は、新天地でキャプテンを任せられることとなった。すでに司令塔としての立場を固めており、24歳である自身を含め若いメンバーが多いチームをプレーでけん引。就任時にはチームの勝利とともに「シーズン通して成長した姿を見せる」ことも目標として掲げている。

富山グラウジーズ晴山ケビン&ジョシュア・スミス

昨シーズンは小野龍猛がキャプテンを務めていた富山グラウジーズ、今シーズンは晴山ケビンジョシュア・スミスの2人が新キャプテンとしてチームを引っ張る。在籍5シーズン目となるスミスは今シーズンもインサイドで圧倒的な存在感を発揮。晴山ケビンも先発出場こそ少ないが、ここまで平均9.1得点と高水準のプレーを見せている。

信州ブレイブウォリアーズウェイン・マーシャル&アンソニー・マクヘンリー

信州ブレイブウォリアーズは、5シーズン連続でウェイン・マーシャルアンソニー・マクヘンリーという外国籍選手2人がキャプテンを務めることとなった。いずれも来日して10年以上が経つ経験豊富なベテラン選手。10月末の試合でマーシャルが負傷し、長期離脱を強いられたことは大きな痛手となるが、最年長のマクヘンリーがどのようにチームをけん引していくか注目したい。

三遠ネオフェニックスカイル・コリンズワース

大野篤史氏を新ヘッドコーチに迎えた新生三遠ネオフェニックスは、新加入の外国籍選手であるカイル・コリンズワースをキャプテンに据えた。トレーニングや食事管理へのこだわりなどプロ意識の高さでも知られる同選手は、就任時に「キャプテンはコート上でとても大切な役割がありますが、同じくらいオフコートでも重要だと思っています」とコメントしており、コート内外で存在感を発揮する意気込みだ。

シーホース三河柏木真介

シーホース三河の新キャプテンは、12月に41歳の誕生日を迎える大ベテランの柏木真介。同選手はアイシンシーホース時代にもキャプテンを務めていた経験があり、今回は“再就任”という形になる。そのキャプテンシーに疑いはなく、西田優大シェーファーアヴィ幸樹といった日本代表に名を連ねる若き才能をまとめあげ、チームを上位に導くことが期待される。

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